1日3分!愛犬の健康チェック5項目!

 チェック項目1 呼吸をみよう

バイタルチェックをすることで、病気や体調不良に早く気付くことができます。まず、呼吸や心拍が正常かどうかを知るために、平常時の呼吸数や心拍数などを把握しておきましょう。平常時の状態を知っておけば、異変が生じた時に気付きやすくなります。

小型犬の正常な呼吸数は、1分間に2030回で、大型犬の場合は、1015回です。呼吸数は、犬が横になっている状態の時に、お腹が上下に動く回数を1分間カウントするだけで調べられます。お腹の動きが分かりにくい場合は、鼻先にティッシュなどを垂らして、鼻息でティッシュが揺れる回数を1分間カウントすれば大丈夫です。ただし、夏季は体温調節のために、呼吸がやや速くなることを覚えておきましょう。

成犬の正常な心拍数は、1分間に60135回前後です。一般的に、小型になるほど心拍数は多くなります。犬の心臓の位置を事前に把握しておけば、素早く心拍数を数えることができます。心臓は、左前脚を腹に付けた時に肘が当たる部分付近にあるので、確認しておきましょう。

成犬の平熱は、37539℃前後です。仔犬は成犬より体温がやや低く、35536℃前後が平熱です。一番簡単な体温の調べ方として、犬を抱っこして体温が普段より高いか低いかを判断する方法がありますが、この方法だと正確で細かい数値が分かりません。正確な体温を知るためには、犬用の体温計を利用しましょう。体温計には肛門で測るタイプと、耳の穴で測るタイプがあります。肛門で測るタイプは、犬が嫌がることがあり、衛生的な問題が生じる可能性もあるので、耳の穴で測るタイプの物を使った方が無難です。

正確な数値を得るために、バイタルチェックを行うのは安静時に限定しましょう。運動後や病気の時に測定すると、数値が乱れてしまいます。

 

チェック項目2 うんち・おしっこをみよう

犬の排出物をチェックすれば、内臓機能の異変や病気の早期発見に繋がります。犬がうんちやおしっこをした時は、形・色・臭いなどを確認しましょう。

うんちの場合、正常だと適度に硬いので形があり、色は茶色かこげ茶色をしています。また、うんちの量は食事の量に比例しているか、食事を変えていない場合は臭いがいつも同じかどうかもチェックしましょう。うんちが極端に柔らかかったり、硬い場合は、ウイルス性腸炎や便秘である可能性があります。うんちの色が黒かったり血が混じっている場合は、胃潰瘍などの病気が考えられるので、早めに対応しましょう。

おしっこの場合、正常だとアンモニア臭がして、色は黄色がかった透明です。尿に血が混じっていたり、濁っていると、膀胱結石や膀胱炎などの病気が疑われます。また、排尿時に痛がっていないか、回数は多過ぎないか少な過ぎないかも確認しておきましょう。

 

チェック項目3 食欲はある?水分は?


食事を食べ残していないか、水分を過剰に摂取していないかをチェックします。食事や水分補給は毎日行うことなので、その都度確認しましょう。

食欲不振の場合、消化器系に異常があったり、ストレスが原因となっている可能性があります。また、異物を飲み込んでいると食欲不振になることがあるので、口に入りやすい大きさの物は近くに置かないように気を付けましょう。

水分の摂取量は、1kgの体重につき100mlまでとされているので、5kgの犬の場合は500ml以上の水を飲んでいたら飲み過ぎとなります。100mlずつメモリを付けた500mlのペットボトルに水を入れておけば、一日の水分補給量が分かりやすくなります。

 

チェック項目4 被毛・皮膚をみよう


被毛が不自然に脱毛している部分はないか、皮膚トラブルは起きていないかをチェックしましょう。定期なブラッシングやシャンプーで、被毛と皮膚を清潔に保つだけでなく、全身を見たり触ったりして異常がないか確認します。フケが出ている場合、皮膚が乾燥している可能性があります。皮膚の乾燥は、痒みによるストレスや様々な皮膚トラブルを引き起こす原因となるので、保湿してケアしましょう。

チェック項目5 歩き方をみよう


病気のサインが、犬の歩き方に現れることがあるので、散歩の時などにチェックします。普段通りに歩けているか、様子がおかしくないか確認しましょう。下半身が動いていなかったり、脚を引きずるようにしている場合、脱臼や骨折、ヘルニアなどが疑われます。物によくぶつかる場合は、目に異常があるのかもしれません。少しでも異変があれば、放置せずに早急に動物病院で診てもらいましょう。早期に治療を行えば、治る確率も高くなります。 

「こうしょけあ」で覚える!愛犬の健康チェック


「こうしょけあ」とは、今回紹介した5つのチェック項目のことです。
「こ」は呼吸、
「う」はうんち・おしっこ、
「しょ」は食欲・水、
「け」は被毛・皮膚、
「あ」は歩き方を指しています。

愛犬の健康を日々チェックしていれば、異変に早く気付けるので、症状が悪化する前に対処できます。愛犬が元気に過ごせるように、健康管理を欠かさず行いましょう。