マルチーズの便秘の予防と対策について

1.そもそも便秘とは?


便秘と思われる症状は様々あり、愛犬をいつも見ている飼い主の方には思い当たる項目もあると思います。

・散歩中に排便する素振りがない

・素振りはあるが、排便しない

・触るとお腹が張っているような気がする

・いつもより食欲がない

・排便はするが、便が細かったり、小さかったりする

このような症状がある場合、便秘の可能性が考えられます。犬の便秘には2種類あり、急性便秘と慢性便秘と呼ばれるものが存在します。

急性便秘は、出ない期間が1日程度の状態で、繊維不足などで起こる便秘を指します。症状は一時的なものであり、繊維質を摂取することで比較的早期に解消するそうです。危険度は慢性便秘と比較すると低めといえます。

一方、慢性便秘は出ない期間が2日以上であり、愛犬の健康状態に問題がある場合に生じる便秘です。この慢性便秘が長期間続くことで、老廃物を大量に蓄えた大腸が拡大してしまいます。この状態になると、巨大結腸症という大腸が正常に機能しなくなる病気になる可能性もあるので、注意が必要です。5日以上でない場合は特に注意が必要といえます。

 2.マルチーズの便秘の原因と対処する方法

まず便秘の原因ですが、主に以下の5点が考えられます。

1)水や食物繊維の摂取不足

2)消化できない、または消化しにくいものを食べた

3)運動量が不足している

4)ストレスを抱えている

5)病気を抱えている

毎日の食生活で便秘になる事が多いため、まずは食生活の見直しを考えてみる必要があると思います。おやつやドッグフードが原因となっている場合もあるので、内容物や成分などを調べてみる事も重要です。

マルチーズの便秘を解消する方法ですが、腸内環境を整えてあげることがまず第一歩です。摂取する水が不足している場合は、水をしっかりと与えます。フードをふやかしてから与えると、水分補給と消化も良くなるのでお勧めです。

運動不足で便秘になっている可能性がある場合は、散歩や遊ぶ時間を増やしてあげる工夫が必要です。

ストレスが原因で便秘になっているマルチーズにとっては、生活環境を正してあげることが効果的だといわれています。飼い主自身の身の回りの状況が影響している場合もありますので、一度原因を考えてみることも大事だと思います。マルチーズは寂しがり屋で神経質な面もあります。愛情が不足していると、それが原因となってストレスを感じてしまうこともあります。また、しつこくされる事を嫌う性格でもあるので、あまり甘やかしすぎるとそれがストレスになる事もあるため、バランスを考えた接し方が重要といえます。

消化できないもの(異物など)を飲み込んでしまった場合は、早めに病院へ連れていく必要があります。排出されていれば問題ありませんが、いつまでも排出されず、便秘の症状が出ている場合は危険です。慢性便秘の危険性は先ほど紹介した通りですので、異物を飲み込まないように配慮してあげることが重要です。

3.マルチーズの便秘を予防するためには

便秘の原因や対処法を紹介してきましたが、普段から予防対策をしておけば大丈夫です。

・生活リズムを崩さないようにする

・決まった時間に食事をとる

・決まった時間に散歩をする

・水分や食物繊維の摂取量に気を配る

・消化に悪いものを過剰に与えないようにする

普段の食生活が便秘予防に大きく役立ちます。消化に良いドッグフードを飼い主が選んであげることが便秘の予防に大きくつながります。特別なものを与える必要はなく、繊維質が適度に含まれたドッグフードを与え、適度に水を飲ませるようにすれば食生活は何の問題もありません。おやつや骨などは消化に良くないものもあるため、程々に与えることが予防になります。おやつを与える愛情表現をするよりは、沢山遊んであげたほうが犬にとっては便秘予防の観点からは効果的であると言えます。