どうすればいい?マルチーズの食事の管理法

1.ペット界のトップアイドル!マルチーズってどんな犬?

 

真っ白でフワフワの愛くるしい瞳がなんとも言えないマルチーズですが、実はスパニエルから派生した犬種で、3,000年以上もの歴史のある愛玩犬なんです。イギリスの女王であるエリザベス1世の時代には、数千ドルの値打ちがつくほどの高級犬として、多くの貴族から愛されていました。

マルチーズがこんなにも長く愛され続けてきた理由は、その性格のさまざまな特徴からだと思われます。マルチーズは大変温厚な性格で、頭もよく落ち着いているので飼い主にも従順で、どちらかというと飼い主だけにぴったりと寄り添うようなところがあります。それだけに、飼い主以外の人や子どもなどから執拗に構われたりするのを嫌う、多少神経質な面があります。

あまり馴れ馴れしくされてしまうと、時には歯をむいたり吠えたりしてしまうこともあり、ちょっと気の強い面も持ち合わせていますが、基本的に利口でしつけやすいので、すぐに私たち家族の一員として仲良く暮らせると思います。

 

2.マルチーズの食事の管理

 

室内で飼っている犬が、留守の間に勝手にテーブルの上のものを全部たいらげていた、なんて経験がある方も多いかもしれません。普段の食事の何倍もの量を食べてケロッとしているその姿に驚いてしまいますよね。しかし、実は犬にも人間と同じように脳に満腹中枢が備わっていますので「お腹いっぱい」と感じることは出来るのだそうです。

ただ、やはり人間と比べると、満腹を脳が感じ取るとるまでには時間がかかるため、食べているその最中には気付くことが出来ないようなのです。

しかも動物的本能から、食べ物を食いだめしておく習性ということもあり、結果的に目の前にある食べ物を無くなるまで全部食べてしまうそうなんです。ですから、犬が欲しがるだけ食べさせてしまっていては、そのままどんどん肥満になっていく可能性が高く、またそれが原因となって深刻な病気にも繋がってしまうこともあります。

飼い主にとって、犬の食事管理は大変重要な責任を担っていると考えておきましょう。



食事管理の方法として最も大切なことは、食事の量と回数をはっきり決めるということです。

食事量はフードに記載されている量を参考にしてみてください。食事回数は、成長や年齢などによって違います。生後1か月の間の離乳食は一日に4回。生後2か月からは子犬用ペットフードを一日34回。生後4か月になれば子犬用ペットフードを一日3回。生後6か月から8カ月からは一日2回に回数を減らします。

生後8か月~1歳になると、子犬用から成犬ようフードに切り替えて一日2回。1歳からは成犬用フードを朝と夕の一日2回を与えます。7歳以上の老犬になってきたら、老犬用の食べやすいフードに切り替えてあげるといいでしょう。この回数を確実に守って与えていけば、犬の方も「ご飯がもらえる」という生活リズムを覚えていきます。

気の向くままに与えられてしまうと、いつご飯をくれるのかといつも期待させてしまい落ち着かなくなりますので、飼い主がまずしっかりとそのリズムを守ってあげましょう。しかし、毎日決まった時間にご飯を与えると、それが習慣となり「要求吠え」につながる可能性があります。ご飯を与える時間は飼い主さんの都合に合わせて変化をつける事が理想です。

犬の食事は飼い主が正しく管理してあげなければ、ワンちゃんは底なし沼のようにどこまでも食べ続けてしまいます。肥満になれば皮膚病や脱毛など、その他にも内臓へ影響、そしてなによりマルチーズのような足の細いワンちゃんであれば、体重が四肢への過剰な負担となり、酷い場合には歩けなくなってしまう可能性も十分にあります。

食事の間におやつを何度も与えたり、必要量与えた後にもっと欲しがる姿が可哀想だからと追加して与えることは、犬にとってもクセになりますので絶対にやめておきましょう。