年老いたマルチーズをお世話しよう

1.マルチーズの老化は、どんどん進むから気をつけよう


どんな愛らしい犬でも歳を取ることは避けることができません。犬が成長するスピードは、マルチーズなどの小型犬の場合で人間の約4倍です。ちなみに大型犬は約7倍という脅威の速さで成長し年老いていきます。

2.マルチーズはいつから老齢期に入るのか


犬の老齢期は、マルチーズのような小型犬や中型犬が10歳から、大型犬は7歳から、超大型犬は56歳からと言われています。もちろん、年齢はあくまで参考程度にしてください。犬の種類や大きさ、生活する環境によって、老いがいつ頃から始まるかに影響することは、人間と変わらないと考えて下さい。

3.マルチーズが歳を取るとどんな風になるか


老犬になると、マルチーズの外見は、お腹に肉がついてたるむ、若い頃に比べてお尻の筋肉が衰えてくる、髭や体毛に白髪が混じってくる、顔の筋肉、特に頬の筋肉がゆるんでいくことが、目立った変化として見らることができます。

日常の身体の動きでは、散歩などで歩く時の速度がゆっくりになる、声をかけても反応するまで時間がかかる、少しの段差でもつまずいたりして歩くのに苦労するようになる、という風な変化があげられます。

4.高齢になったマルチーズの病気に注意しよう

歳をとると、どうしても元気な若い頃と体力や免疫力が落ちてしまうために、病気になりやすいのは人間と同じです。老犬が気を付けたい病気には、心臓病、がん、糖尿病、腎臓や肝臓障害などといった内臓疾患の他に、白内障、歯周病、皮膚病なども併せて注意していく必要があります。

5.老犬になったら健康診断を受けよう


では、愛犬が歳をとったら、どのような点に気を付けて生活を送れば良いのでしょうか。最も大切なのは動物病院で健康診断を受け、獣医に検査をしてもらうことです。

一般的な検査、血液検査、レントゲン、その他尿検査や検便と、超音波検査によって特定の犬種がかかりそうな病気を探すことも大切です。

検査では、患者となる犬のカルテをつくるために、数値データを集めます。この数値を見て、もし病気などの健康に異常が出た時に、判断することが可能になります。

また継続的に健康診断を受けることで、すぐには発見しにくい病気にかかっていることを見つけやすくなります。例えば、犬は腎臓の機能の75%を失っても、検査ではわからない時があります。

定期的な健康診断で、常に愛犬の身体の状態を把握することに努めましょう。

6.老犬の生活を充実させよう

愛犬と長く暮らしたいのならば、年令に応じた生活ができる環境に住むことを心がけることです。老犬が食べやすい食事や、生活リズムは若い頃とは違うはずです。ホディケアやスキンシップといった身体の調子を整えたりと癒しのケアは、ていねいにゆっくり時間をかけて行いましょう。その時に愛犬の状態の変化をよく見ましょう。

7.老犬に適した食事を与えよう


老化は外見や身体の動きという目に見える場所で起こるだけではありません。内臓の消化、吸収、代謝という機能の低下も見えないところで起きているのです。そのために老犬にあった栄養バランスに優れた食事をとる必要が出てきます。
肥満だけではなく、歯が弱くなって食欲が落ちるなどの痩せすぎにも注意しましょう。10歳くらいになったら、少量で栄養が十分とれるドッグフードにすると良いです。

8.住みやすい環境をつくろう

老犬にとってフローリングの床はすべりやすいので、じゅうたんやコルクマットを敷くことで歩きやすくなります。階段など段差があるところでは、柵を付けて昇り降りが出来ないようにすると安心できます。

ソファに楽の上がれるようにスロープを取り付けると、愛犬がくつろぐことができるでしょう。

9.ボデイケアをしよう

身体が弱っていると、清潔を保つためでもシャンプーも大変ですから細心の注意を払いましょう。

身体の表面を暖かくしてタオルで拭きながらマッサージをすると、血行が良くなるので愛犬のリラックスしたり気分がリフレッシュする、癒やしの効果がありますのでお試しください。