あなたの愛犬、肥満犬になってない?ダイエット法や生活習慣改善法をご紹介!

1.愛犬の肥満、心配ではありませんか?

 

自分が飼っている犬が知り合いの飼っている犬と比べて太っていると気になるものです。同じ犬種で同じようなものを食べさせているのに、なぜ大きいのかと不安になります。愛犬を上から見てもウエストがくびれいなかったり、ひどい場合にはお腹が脂肪の重みで垂れ下がって地面につく勢いだと明らかに肥満体型と言えるでしょう。見た目ではわからなくても抱っこしてみたときに前よりも重いと感じたりすると、このままで大丈夫かなと考え込んでしまうものです。

結論から言うと、肥満もしくは太っていると感じたら、すぐにダイエットを始めましょう。それというのも、肥満というのは、人間と同様に、いろいろな身体的な病気をもたらすからです。たとえば、靱帯損傷、椎間板ヘルニア、糖尿病等の肥満によって引き起こされる病気がたくさんあります。また、そもそも犬の肥満の原因を作っているのは主に飼い主自身だからです。飼い主自らが認識を改めて愛犬に健康的な生活を送らせる義務があります。

 

肥満の判定方法にはBCSという指標と体重計を利用することがおすすめです。BCSとはボディー・コンディション・スコアの略であり、愛犬の体型を5段階で判定するものです。
BCS1は肋骨や腰の骨格が明確にわかるような状態で「やせすぎ」です。
BCS2は肋骨が少し浮いている状態で「やせ気味」です。
BCS3が最も理想的な体型であり、肋骨が薄く脂肪で覆われています。
このBCS3を超えた段階のBCS4は横から見たときにウエストが引き締まっていなかったり、肋骨が見た感じではわからなくて「太り気味」です。
BCS5は横から見たときに腹が垂れ下がっていて肋骨がわからず、くびれがない「肥満」状態です。
愛犬の体型がBCS4もしくはBCS5に該当していれば太りすぎと判定できます。

 

また、体重に関しては犬種ごとに標準体重がありますので、それと愛犬の体重を比較してみるといいでしょう。その標準体重よりも10%から15%以上であれば、肥満傾向にあると判定できます。標準体重は犬種別図鑑に掲載されています。最近では代表的な犬種に関してはドッグフードの裏面に記載されていることもあります。もちろん、個体差もありますので、絶対視するべきではありませんが、参考値としては非常に便利です。

2.まずは生活習慣の見直しがダイエットの一歩

ダイエットをする最初の一歩は生活習慣を見直すことです。摂取カロリーの方が消費カロリーよりも上回っているから太るのです。逆に言えば摂取カロリーの方が消費カロリーを下回れば痩せるようになります。そこで普段の生活の中で運動する量を増やせば消費カロリーが増加して摂取カロリーを上回るようになります。運動だけでなくおやつなどの間食を与えることを控えたりすることも大切です。

 

また、愛犬が睡眠不足にならないように配慮することも大切なことです。実は睡眠不足になると食欲を抑制するホルモンであるグレリンの量が増加してしまうのです。そうしてたくさん食べ過ぎてしまいます。飼い主にエサをもっとほしいとせがんできます。飼い主やその家族は愛犬が可愛いからといってむやみやたらにエサを追加したりおやつを与えないようにしましょう。さらに、肥満になりやすくなるものとしては便秘があります。実際に肥満気味の犬は便秘気味であることが多いです。そのため、肥満気味であれば水分や食物繊維が多く含まれているドッグフードを与えましょう。

 

3.食事と運動理想的なダイエット方法とは?

 

食事量を減らすことや運動量を増やすことはダイエットにつながりますが、いきなりそれを両方実行するのは禁物です。ダイエットで重要なことはストレスを最小限に抑えることです。そのため、まず食事に関しては低カロリーのものを食べさせることから始めましょう。いきなり食事量を半分にしたりしてはいけません。たとえば、牛肉や豚肉を与えるのではなく鹿肉や鹿レバーを調理に使ったり、魚を選ぶときにもなるべく白身魚を選んで与えましょう。これらの肉や魚は低カロリーなので十分食べても太りにくいです。このようにカロリー計算をきちんとした上で愛犬のダイエットを助けることがストレスになりにくいダイエットになるのです。

 

このことはおやつを与えるときも同様です。突然毎日与えていたおやつを与えなくなったら犬はストレスを溜めます。そこで、これまで与えていたおやつよりもカロリーの少ないものをいろいろとバリエーションを増やして与えましょう。種類が豊富にあることで愛犬も嬉しいですし、何よりもダイエットにつながります。なお、与えるタイミングも大切です。いつもおやつをもらっている犬は、何もしなくてもいつでもおやつはもらえるものと犬が考えている可能性があります。しつけのご褒美として与えるといいでしょう。きちんと飼い主の言うことを守ればおやつがもらえると認識するようになりますので、犬の教育にも効果的です。同時に、1日に与える量と回数を少しずつ時間をかけて減らしていくとなおさら良いです。くれぐれも惰性で与えないことです。

 

愛犬にドッグフードを食べさせている家庭の場合には、従来のドッグフードから別のものに切り替えた方がいいです。ドッグフードは犬の主食です。さまざまな栄養素が配合されていますので、これをカロリーの観点だけから選ぶのはあまりよくないです。栄養のあるドッグフードがいいです。ただし、穀物不使用という表示のあるものは控えた方がいいでしょう。これは炭水化物に含有されている糖質の過剰摂取を防ぐことになります。

 

また、ドッグフードを与える量については、パッケージに記載されている量を目安にすれば問題ありません。ただし、ドッグフードは基本的には高カロリーですので、ダイエット中はドッグフードを半分、低カロリーの手料理を半分にするといいかもしれません。野菜、キノコ、海草類はカロリーが少ないですが、食べごたえがありますし、脂肪の少ないササミや魚なども入れてあげるといいでしょう。量的にも質的にも充実した食事になります。

 

食事でのダイエットは上記のようなものになりますが、運動によるダイエットはどのようなものになるか検討していきましょう。ここでも犬にストレスを与えないことが重要です。そのため、運動は無理やりさせるのではなく、犬自身が楽しく遊べるものが好ましいです。その1つとしてドッグランがあります。犬の友達と一緒になって走り回るのは犬にとってストレスがかかりません。ただし、肥満状態の犬は走りすぎると足に負担がかかりすぎるので、最初は外への散歩時間を少し増やす程度から始めるといいでしょう。犬が好きそうなおもちゃを買ってきて室内で飼い主と一緒になって遊ぶのもおすすめです。

まとめ

 自分の愛犬には健康的な生活を送ってほしいと考える飼い主は少なくありません。体型や体重を見てみて太っていないかどうかを確認してみて、太り気味であればダイエットをさせましょう。ただし、食事と運動が決め手になりますが、くれぐれもストレスをかけないやり方で行うことです。いきなり食事量を少なくしたりせずにカロリーを考慮した料理やドッグフードを与えることです。運動自体も同様のことが言えます。ドッグランのように犬も楽しめる運動をしましょう。散歩が嫌いな犬にはおもちゃで一緒になって遊んであげるのもいいです。