愛犬の老化度、気になりませんか?ポイントで老化度をチェックしよう!

 1.愛犬の老化が始まる時期はいつ頃?

最近では、多くの飼い主さんが愛犬の健康に気を使うようになったり、栄養価の高いフードやサプリメントが登場してきたことで、犬たちの寿命はだんだんに伸びてきています。

では、犬は一体どれくらいの年齢まで生きるのかと言うと、それは犬種やサイズによって変わってきます。

犬は、生後2年くらいまでの間は、1ヶ月で人の2年分くらいの年を取ると言われています。つまり、生まれてから2年経った犬は人間で言うと24歳くらいになるわけです。

その後は、犬の大きさによって成長するスピードが変わるため、チワワやダックスのような小型犬であれば13歳から15歳くらいまで、ゴールデン・レトリバーのような大型犬であれば9歳くらいまで生きることができます。

犬の成長スピードや寿命の点から見ていくと、どれくらいの年齢から老化が始まるのかということが分かります。

小型犬や中型犬であれば9歳から12歳くらい、大型犬や超大型犬であれば6歳から8歳くらいの年齢に達していれば、すでに老いが始まっていると思って良いでしょう。

 

2.ポイントで見分けよう!老化度チェック

犬の老化が始まると、見た目で分かる身体的な変化だけでなく、生理的な変化や行動面での変化も見られます。

 

身体的な変化として挙げられるのは、だいたい次のようなことです。

まず、白髪が現れたり、抜け毛によって被毛が薄くなるなど、人間の髪の毛と同じように被毛の変化が表れます。

また、皮膚病にかかりやすくなったり、フケが出てくるなどして、肌の乾燥も目立つようになります。これは肌をバリアするための保湿成分が不足してくるためで、普段は濡れている鼻の頭なども乾いてきます。

口周りの老化もとくに目に付く部分です。歯垢や歯石が付着したままになっていると、歯周病にかかりやすくなり、場合によっては歯も抜けてきます。

視力が落ちたり、白内障になるなど、目の病気にかかる場合もあります。

聴力も年齢によって低下するため、自分の名前を呼ばれても反応を示さなくなったりします。

こういった見た目の変化は分かりやすいので、愛犬が老いにさしかかってきたと思えたら、外見上の変化も小まめにチェックしておくと良いです。

 

生理的な面では、およそ次のような変化や症状が表れてきます。

とくに気が付きやすいのは、トイレの回数が増えたり、トイレを我慢できなくなることでしょう。これは、腎臓の働きが低下して、おしっこの量が増えてしまうためです。

また、食事量が減ってよく便秘をするようになります。犬も老化によって胃腸の働きが衰えてくるため、場合によっては食べ物の好みが変わったり、水ばかり飲むようになることもあります。

筋力が落ちてくることも犬の老化の特徴です。運動が苦手になり、じっとしていることが多くなったり、歩き方などにも変化が表れてきます。怪我をしていないのに歩くのが遅くなったり、普段から足を引きずるようにしていれば、それは筋肉や関節が老化によって弱くなっていることが原因かもしれません。

また、高齢犬は病気にもかかりやすくなります。心臓病や高血圧、糖尿病などはシニア犬が比較的よくかかる病気です。呼吸器系の病気にもなりやすく、ぜえぜえと荒い息をするようになったりします。

 

行動面での変化は、上に書いた生理的な変化の影響もありますが、メンタルな面でも老化の影響が出てくることによります。

まず、年を取った犬の特徴として、睡眠時間が増えて、よく眠るようになります。日中でも体を休めるように横になっていることが多くなるでしょう。



また、あまり物事に興味を示さなくなり、他の犬たちや家族とも遊ばなくなります。いつも飼い主さんのそばにいたがるようになることもありますが、老いの不安によって安心できる場所を求めているからだと考えられます。

性格面にも変化が表れ、いらいらしたり無気力になったりする場合があります。無意味にうろつきまわったり、無駄吠えをするようになるのが、気が付きやすい変化の例です。シニア犬がよく吠えるのは、病気による痛みが原因であったり、脳の病気が関係していることもあります。

このような性格的な変化は、認知症などの病気にかかっていることが原因というケースも考えられます。愛犬の性格や癖などに変化が表れた時には注意が必要です。それまできちんとできていたトイレの場所を守れなくなったような時には、認知症によってトイレの場所が分からなくなっていることも考えられます。

まとめ

犬の老化の特徴としてとくに気づきやすいのは、行動面や身体面の変化でしょう。

生理的な変化は外から見ても分かりにくいため、定期的に犬の健康診断を受けさせておくと、隠れた病気も発見することができます。

関節や目の病気などはサプリメントや薬で改善できるケースもあるので、愛犬が苦しがっているようであれば、症状別のサプリメントなどを探してみると良いかもしれません。老いを止めることはできませんが、老化による痛みなどはある程度軽減させられます。

また、歯周病によって歯が抜けることは、動物病院やペットサロンなどでデンタルケアをしてもらうことで予防することが可能です。

老化のサインを見逃さず、愛犬にとって適切なケアをしてあげれば、老いが始まっている場合でもストレスなく過ごすことができるのです。