愛犬の安眠・リラックスのために~アロマオイルの効果~

 1.犬に効果的なアロマオイルは?

 

犬が何となく元気がないと感じた時には、気持ちを明るくするオレンジ・スイートなどの柑橘系の香りがおすすめです。

この香りを好む犬が比較的多いので使いやすく、食欲がない時や便秘にも効果が期待されます。

その他にも気持ちを落ち着ける作用もあるので、気分が塞いで落ち着きがない時に使用するのも良いでしょう。

オレンジ・スイートは、気になる犬の匂いを解消してくれます。

おすすめの使用方法は、水で2%に希釈したアロマオイルをスプレーとして使用します。

同時にブラッシングをしてあげると、ノミやダニも退治してくれます。

また犬の寝床などにスプレーすると、爽やかな香りで気持ち良く眠ってくれますよ。

 

よく吠えたり元気が良過ぎる犬には、鎮静効果があるラベンダーの香りがおすすめです。

ラベンダーには優れたリラックス効果があるので、何らかの原因で興奮した気持ちを優しく落ち着けてくれます。

ラベンダーには抗菌作用があることは有名です。

シャンプーをする時などに数的混ぜて洗ってあげると、虫さされ・皮膚炎なども鎮めてくれます。

目安として、犬用のシャンプー250ミリリットルに対して10滴から15滴ほどが適量で、よく混ぜて使用します。

 

体調不良などで日常的にストレスを抱えている犬には、ローズの香りが効きます。

落ち込んだ気持ちを明るく穏やかにする香りで、特にメンタル面でダメージを受けている場合には効果があります。

もちろん健康な犬が快適な生活を送るのにもとてもリラックスできます。

ローズがスキンケア効果が高いことは良く知られていますが、犬も一緒で乾燥肌や弱った肌を強く健康な状態に導いてくれます。

値段が高価なので、シャンプーした後にリンスに少量混ぜるなどの使い方をすると長持ちします。

 

寒い冬におすすめなアロマオイルはジンジャーです。

特に歳をとった犬には寒い日のシャンプーはこたえます。

そんな時マッサージオイルに少量ジンジャーを使用して体をマッサージしてあげることで、体がポカポカ温まり風邪の予防にもなります。

ジンジャーはその他にも乗り物酔いに効くことで知られています。

ペットを車に乗せてドライブをする際に、ジンジャーを数的垂らしたバンダナなどを首に巻いてあげると車酔いをせずにすみます。

 

元気がない犬の脳に刺激を与えて集中力や行動力を高めたい時は、レモングラスやローズマリーなどのスッキリとした香りが効果を発揮します。

高齢な犬の痴呆予防やトレーニング中の躾のサポートとして利用してみて下さい。

 

2.アロマオイルの注意点を知っておこう

 

犬と一緒にアロマを楽しみたいと思っている飼い主も多いと思います。

アロマオイルは少量でさまざまな良い効果を発揮するので、犬の健康維持に手軽に行えることで人気を高めています。

ただアロマオイルの中には、神経毒性を高濃度に含んでいるものや、皮膚への刺激がほんの少しでも強いものもあり、避けた方が良いとされるものがあります。

特に持病を持っていたり、妊娠中の犬などには注意して選ぶことが大切です。

犬の嗅覚は人間よりも優れているので、アロマオイルの量が多すぎたり刺激が強かったりすると、解毒作用を持つ肝臓などの臓器に負担がかかる場合もあります。

犬に使用してはいけない精油にはアニスやクローブ・ジュニパーなどがあります。

人が使用する場合と同じで、特に犬は人間に比べてからだの大きさが小さいので、より効き目がダイレクトに伝わりやすいと考えて下さい。

使用を避けた方が良いアロマオイルは、上述した他にもたくさんあります。

見分け方として、成分表示でアルデヒド類(皮膚への刺激が強い成分)やケトン類(神経への毒性がある成分)・フェノール類(肝毒性がある成分)が記載されているものは選ばないようにしましょう。

また効果的なアロマオイルでも、使用の際に注意したいものがあります。

オレンジなどの柑橘系のアロマオイルには、紫外線に当たると反応して肌を刺激する光毒性があります。

犬に使用した直後は、散歩や外遊びは控えたほうが無難です。

 

まとめ

 アロマの香りは、人間だけでなく犬にとってもさまざまな良い作用をもたらします。

日常的にアロマオイルを使用して、大切な愛犬をストレスから守ってあげられるなら、是非取り入れたいですね。

香りと一緒に犬に好ましい環境を作ることで、香りと良い環境の記憶が同時にセットされやすくなるので応用してみて下さい。

このようにアロマオイルは、正しい使い方をすればストレスや病気の予防になり、結果的に犬の寿命を伸ばすことに繋がります。

その一方で、間違った情報や知識から誤った使い方をして犬の体に負担を与える可能性もあるので、使用する際は注意が必要です。

また犬によっても香りに好みがあるので、まずは少量のアロマオイルをティッシュに付けて部屋に置いてみましょう。

犬がくしゃみをしたり嫌がるような反応をする時は使用しない方が良いです。