浄水器を使うならこんなコトに注意!犬のための飲み水について

1.浄水器を使うと何故いいの?


人に限らず動物は水を飲まなければ生きていくことができません。

近年では水の種類や質が健康に影響を及ぼしていると関心を集めて、人だけでなくペットにも水道水ではなく浄水器を取り付けたりミネラルウォーターを選んで与える人も多くいます。浄水器というものは、さまざまな種類がありますが、おおよその場合は水道に取り付けて使用します。その役割とは、水道水に含まれている塩素やトリハロメタンをはじめとして農薬や重金属、原虫性寄生虫といったものの除去となります。

塩素やトリハロメタンといった物質は、水道水を消毒目的として衛生的にするために含まれているもので、飲み水として飲んでいても危険はありませんが多量であると腸内細菌を殺してしまうというデメリットもあるとされています。浄水器はこれらの物質を除去する機能があります。

2.恐ろしい?集団感染疑惑

では、浄水器を使用した水はいつでも健康かと問われると必ずしもそうとは言えません。浄水器は水道に取り付けるもので管理を怠ると健康に害を与えることもあります。浄水器の機能として、塩素をはじめとするさまざまな物質の除去がありますが、除去した物質は浄水器内に溜まり続けます。汚い浄水器を通した水を家庭内の全員で飲むと集団感染を発症する恐れもあります。

3.古くなった浄水器のフィルターについて

浄水器が水道水に含まれている塩素やトリハロメタンといった物質を除去できるのは、浄水器の内部にあるカートリッジにある水をろ過する膜(フィルター)が取り付けられているためです。

フィルターには中空糸膜や不織布といったものからできていますが、浄水器を使えば使うほど除去した物質がフィルターに溜まっていき、最終的には目詰まりします。そのため、古くなったフィルターを交換しないと浄水器としての役割を果たさないどころか集団感染などの健康被害にも発展します。

4.実は菌の繁殖しやすい!浄水器のお水

浄水器は、塩素などの物質を水道水から除去する目的で設置されます。では塩素などは何のために水道水に含まれているかというと、水道水を消毒し衛生的にするためです。それらを浄水器で除去するために、浄水器を通して出てきた水は塩素が含まれていないために、水道水よりも菌が繁殖しやすくなってしまうことが現状です。そのため、浄水器を通した水はできるだけ早く飲むための水とも言えます。

5.犬のための飲み水対策


では、犬をはじめとしたペットの飲み水とはどのような対策をすればよいのかというと、それぞれの家庭環境によって異なるとも言えます。多くの場合は水用の食器に水をはっておくか、給水器をケージに下げておくかのどちらかですが、基本的には水道水を与えていたとしても問題はありません。気になる場合は浄水器やミネラルウォーターを与えることも良いです。しかしこまめに水を取り換えることができない環境である場合は、浄水器の水は避けるべきでしょう。ミネラルウォーターは成分の関係上、硬水は避けて軟水を与えると良いです。

白湯

水道水の塩素は気になるけれど、浄水器をつけることができない場合は、一度水道水を沸騰させてから冷ました白湯を与えると良いでしょう。一度沸騰させると塩素が抜けるのでカルキ臭もせず、白湯であれば犬の健康にもいいです。

ウォーターサーバー

ウォーターサーバーの水ならば、健康的なうえにおいしいと人の場合は考えられますが、犬にとっては必ずしもそうではありません。サーバー内の水は外気に触れないので衛生面で問題はありませんが、水の種類がたくさんあるので犬にあった水を選ぶ必要があります。飲ませることができるのはミネラルが少ない水です。

浄水器

管理を正しく行えば、安全でおいしい水といえます。近年ではペット専用の浄水器も販売されています。