トイプードルの耳毛は処理が必要?

一般的に、ペットサロンや動物病院で耳そうじをしてもらうと耳毛も一緒に抜いてくれますよね。

トイプードルをはじめ、ヨークシャーテリアやシーズー、シュナウザーなどの耳毛がフサフサと生える犬種の飼い主さんは、耳毛の処理って必要なのかな?と考えたことがある方も多いでしょう。

耳毛を処理って、痛そうだな・・・。と思ってしまいますが、実は大切なことなんです。

1.トイプードルの耳の毛はなぜ処理が必要なの?

        • 健康面の理由
      1.外耳炎や臭いの原因になる
      耳の中が蒸れて、ばい菌が繁殖し、外耳炎や臭いの原因になることがあります。
      特に、梅雨の季節や夏場は注意が必要です。

      2.耳そうじがむずかしくなる
      耳毛に耳垢が絡まってしまうことで、適切な耳そうじができない可能性があります。
      特に、外耳炎になると耳垢が溜まりやすくなるため、悪化の原因にもなるでしょう。

      3.中耳炎や難聴の原因にも
      外耳炎が悪化すると中耳炎になったり、中耳炎によって難聴がおきることもあります。
      中耳には平衡感覚や聴覚をつかさどる神経があるので耳を傾けくるくると回ったり、目が揺れるといった行動が見られる場合があります。

      こういったトラブルを回避するためには普段から耳の毛をぬいておくことをおすすめします。
      また、耳毛を処理しておくことで、赤みなどの炎症の症状を見つけやすくもなるでしょう。
            • 美容的理由
          耳毛が生えていることで、耳を押し上げてしまい、綺麗に見えないという理由で耳毛の処理をする場合があります。

          なお、トイプードルの場合、仔犬の頃からトリミングサロンで耳毛を抜いてもらっている子が多いので、耳毛抜きに慣れている子が多いそうです。

          2.獣医でも抜く派と抜かない派にわかれている?

          風邪に吹かれるトイプードル
          実は、毛を抜く刺激で炎症をおこし、外耳炎になってしまう可能性もあります。

          また、外耳炎の発症に気づかず毛を抜いてしまうと、とても痛がりますので気を付けてあげましょう。
          菌などが入ってしまうことで外耳炎を悪化させる可能性もあります。

          人間も髭などを抜く人がいますが、かえって毛が埋没したり、洗顔を怠ることで菌が繁殖し、ニキビができたりします。
          これは犬にも同様に起こりうる問題です。
          顔の表面はケアしやすいですが、耳の中となると、ケアはなかなか難しいでしょう。

          これらが獣医師さんでも抜く派・抜かない派に分かれる要因です。

          3.切ってあげるのが1番かも?

          抜く理由、抜かない理由、どちらも”外耳炎の予防”という目的がありますが、結局どうすれば良いのでしょう。

          そういった場合は、耳毛をハサミで処理することがおすすめです。
          耳毛処理用ハサミ
          効果は抜くよりは弱いですが、皮膚への刺激は少なく、清潔に保ちやすくなります。

          もしもはさみを使用する場合は、愛犬を怪我させてしまわないように、鼻毛用や犬用の耳毛切りハサミといった先の尖ってないものを選んであげてくださいね。

          また、突然毛をカットしようとすると、耳元のシャキンという音に怯えて嫌がることがあります。
          暴れてしまうと器用な飼い主さんでも、成長して大人になったトイプードルの耳毛カットは難しいでしょう。
          出来るだけ子犬の頃からカットして慣れさせておく方がベターです。

          4.心配であれば獣医さんに相談しましょう!

          抜く・抜かない・カットをするといった判断は、犬のプロである獣医師さんやトリマーさんから直接メリット、デメリットを聞いた方が安心できるでしょう。

          また、耳毛の処理自体、獣医師さんやトリーマーさんにお願いした方が安全です。
          耳毛処理ついでに、耳周りのチェックもしてもらえるため、炎症などの異変を見つけるきっかけにもなりますよ。