愛犬のストレス気付いてる?気付きにくい5つのストレスポイントを知ろう

1.犬が感じるストレスとは?


人間がストレスのたまりすぎで精神疾患になったり、体調を崩したりするのと同じで、犬もストレスがたまりすぎると健康を損なってしまいます。
しかし、犬とは言葉でコミュニケーションを取ることができないので、日ごろから犬の置かれている環境に気を付け、行動に変なところがないか注意しましょう。

食事は全ての生き物に欠かせません。食事を与えないことは大きなストレスとなります。ただ、毎日3食与えていればいいというものではなく、犬に必要な栄養が含まれていて、十分な量の食事が必要です。もちろん犬が欲するままに与えていては、食べ過ぎてしまい肥満や病気につながる恐れがあります。市販のドッグフードの場合は、犬種や年齢に合っているものなら量だけに気を配ればいいのですが、手作りの場合は、満足するだけの量、かつ適切なカロリーにしなければいけません。

犬にとって快適な環境に整えてあげましょう。まずは気温や湿度が適切にすること。特に夏場や冬場は注意が必要です。もう一つ、犬は人間よりも感覚器官が優れているので、大きすぎる音や不快な臭い、強すぎる光などはストレスになるので気を付けてください。

その他にも、不妊手術をすることで性欲に起因するストレスを減らせますし、犬は好奇心旺盛な動物なので、ずっとケージに閉じ込めたり犬小屋に繋いでおいたりせずに自由にさせるとストレス解消になります。病気にかかっていないかチェックする習慣を作りましょう。

犬とは会話ができないのでストレスサインを見逃しがちです。無駄吠え、クンクン鳴きを頻繁にする、同じ場所をなめ続ける、同じ場所を何度も往復する、自分のしっぽを追い回す、といった行動がストレスサインになります。特に子どもがいると犬のストレスサインを見落とすことが多いので、意識的にチェックすることが大切です。

2.犬の5大ストレスを知ろう

普段何気なくやっていることや人間からすれば気にしないようなことでも、犬にとってはストレスになっている場合があります。

1つ目は犬にかまいすぎることです。犬は確かに活発な動物ですが、いつでもかまってほしいわけではありません。犬がおとなしくしているときに執拗に触ったりしてしまうことが、ストレスになっていることが多いのです。特に子どもがいる場合は、子供が犬にかまいすぎないように気を付けましょう。

2つ目は犬に警戒させすぎることです。屋外で飼っている場合は犬小屋を家のすぐ前に設置する、室内で飼っている場合は道路が常に見えているような環境にすると、犬が通りを行きかう車や人、他の犬などを常に警戒します。車などを警戒する必要がないとわかっている人間と違い、犬は動くもの全てに意識が向き、緊張状態になってストレスがたまるのです。

3つ目は大きな音です。犬の聴覚は人間より鋭敏なので、突然大きな音が鳴ると人間以上にストレスを受けてしまいます。雷など突発的なものは気を付けようもないですが、窓に防音シートを貼って車の騒音を減らしたり、稼働音が小さい家電を用いたり、テレビの音量を上げすぎないようにしたりと、できる限りの対策を施しましょう。また、子犬のころから音に慣らすトレーニングをすると、大きな音によるストレスを減らすことができます。

4つ目は飼い主と離れることです。子どもが親と離れると不安を覚えることを分離不安と言い、子どもと親のような関係が飼い主と犬の間にできると、飼い主が出かけようとするたびに寂しがり、帰ってくると大喜びするようになります。そのような犬は飼い主と離れることがストレスになってしまうのです。

1つ目に挙げたように、犬がほっといて欲しいときにかまいすぎるとストレスになりますが、犬がかまって欲しそうにしていてもかまいすぎるのはよくありません。特に成長期に犬の欲求に応えすぎると、それが当たり前だと思ってしまい分離不安を抱きやすくなります。また、外出するときにいちいち声をかけていると、玄関で声をかけられる=飼い主が出かける、と覚えてしまい強い不安を感じるようになるので、さりげなく外出することが重要です。



5つ目は眠る場所が快適かどうかです。睡眠は食事と同じくらい大切な要素です。騒音が聞こえたり、振動が伝わるような場所では安眠できません。屋外で飼うなら道路の近くに犬小屋を設置しない、室内で飼うなら静かな場所にケージを置きましょう。子どもや他の動物がいる場合は、犬が寝たらその付近に近寄らせないようにしてあげてください。

3.ストレスを犬目線で見てみよう


犬と人間は感覚器官や体の大きさなど多くの点で違いがあります。人間にとっては快適な環境でも犬には不快かもしれません。人間と同じ食事をしていてはすぐに体を壊してしまいます。ストレス対策は犬目線で考えましょう。人間には快適な室温でも犬の体高だと感じる温度が違います。


例えば、暖かい空気は上に上がるので、冬場の暖房は少し高めに設定して犬の高さまで温まるようにしたり、ホットカーペットを敷いたりすると快適な環境を整えてあげられます。

 まとめ

会話ができないこと、体の構造が違うこと、人間と犬は様々なところでことなります。しかし、十分な食事が得られないことや不快な環境にいることなど、ストレスを感じるポイントは人間と同じです。自分がストレスに感じることを犬目線で考えてみましょう。