【犬の問題行動】犬の性格が関係?威嚇する犬をしつけで直す

1.犬には威嚇しやすい犬種がある

犬は犬種によって生まれ持った性質や性格に違いがあり、気性の荒い犬種は威嚇行動を取りやすいとされています。
みなさんもよく知る犬種で挙げるならドーベルマンやシェパード、秋田犬や土佐犬などは気性が荒い傾向にあり、体格も大きいので飼うのが比較的難しい部類に入るでしょう。
もちろんプロがきっちりとしつけをすればどんな犬種でも従順でおとなしくなる可能性はありますが、犬の知識が乏しい一般人ではなかなか困難となります。

2.まずは自分の犬の性格を知る

人それぞれ性格が違うように、犬も犬種によって性質や性格に一定の傾向はあるものの、それぞれに個性があります。
そのため犬に威嚇をやめさせるには、自分が飼っている犬の犬種的性質と、その犬自身が持つ性格をしっかり把握することが重要となるでしょう。
一般的に気性が穏やかで扱いやすいとされる犬種であっても、その犬自身の本当の性格は短気で、ちょっとしたことですぐ威嚇してしまうのかもしれません。
また飼い主が自分の犬のことをわがままで怒りっぽいと思っていても、実はその犬はとても臆病で、不安でたまらず威嚇行動に出ている場合もあるでしょう。
このように犬がそれぞれ持っている性質や性格を正しく知ることが、威嚇をやめさせるしつけの第一歩となります。

3.ここをチェック!飼い主との主従関係はできている?

犬とは本来群れを作り、厳しい縦社会の中で生きる動物です。
そのため自分と周囲の存在との順位や関係性に敏感で、誰がリーダーかを重要視しています。
こうした性質を理解していない飼い主が犬を甘やかし、わがままな振る舞いを許していると、犬はそのうち自分が群れのリーダーなのだと思い込み、威嚇行動へと繋がってしまうのです。
もしも「お座り」や「待て」などの指示を聞かなかったり、散歩中に飼い主よりも犬のほうが前を歩いていたり、吠えて食事を要求してきたりする場合、犬との主従関係がちゃんと築けていない可能性が高いでしょう。

4.ここをチェック!威嚇しやすい犬は場所の支配欲が強い?

気性の荒い犬種は威嚇しやすい傾向にあると前述しましたが、犬の威嚇行動の根本には群れのリーダーとして仲間を守らなければならないという責任感があります。
そのため威嚇行動を取りやすい犬は、知能レベルが高い場合が多いと言い換えることができるでしょう。
そして賢い犬は危険を排除するために縄張りの確保が重要だと本能で理解しています。
ゆえに縄張りに対する支配欲は強いと言えます。
元々犬は縄張り意識の強い動物ですから、自分を群れのリーダーだと思っている犬はそうした意識がより強くなり、その結果威嚇行動も多くなりがちです。
犬が散歩中に頻繁にマーキングをおこなうようなら、飼い主と犬との主従関係が崩れていることを疑ってみたほうがよいでしょう。

5.飼い主が主導権を握れば威嚇はなくなります

犬の威嚇行動の原因はさまざまで、犬種としての傾向、その犬特有の性格、不安や恐怖心、群れのリーダーとしての責任感などが考えられます。
しかしどのような原因による威嚇行動も、しっかりとした主従関係を犬に理解させることで、緩和させることが可能です。
犬を飼ううえで飼い主がきちんと主導権を握り、この群れのリーダーは飼い主なのだと犬に自覚させてやれば、犬は威嚇行動を取る必要がなくなるからです。
集団内の順位に敏感な犬はリーダーだと認めた相手に従順になりますし、また飼い主が犬を不安や恐怖から守ってやることで、犬は安心して穏やかな生活を送ることができるでしょう。
さらに犬はリーダーとして群れを守るという重責からも解放されるので、感じるストレスも減少します。
このように飼い主と犬の主従関係が明確になることで威嚇行動を起こす要因が取り除かれ、犬の威嚇は減っていくでしょう。