成犬でもできる!簡単なゲームで犬の適応力を高めよう

人間と犬が共存して暮らすために必要な『社会化』 楽しく遊んで世間知らずを卒業しましょう!

1.犬の社会化の重要性

犬は飼育だけすればよいというわけではありません。
社会化も重要です。
犬友達を作ることを目的としない場合であっても、他の犬に慣れさせたりいろいろな人や生活音などに慣れさせたりしておくことで、犬も安心して生活ができます。
社会化ができていない犬は散歩の時も他の犬や人に警戒心が強くなってしまう傾向があり、人に飛びついてしまったり他の犬に攻撃したりとトラブルを引き起こすことも考えられます。
車の音や人に接することに慣れていない犬は、家の中で飼育する場合でも、外や室内のちょっとした音に過敏に反応してしまい、吠えることも多くなりがちです。
また、酷い場合は極端に臆病になってしまい、散歩できない犬もいます。
社会化を上手に身につけるコツは、幼犬の頃からいろいろなものに慣れさせておくことです。

ブリーダーやペットショップから子犬を迎える場合には、早ければ生後2ヶ月前後という時期が一般的に多くなります。
この時期はワクチン接種がまだ完了していない時期に当たるため、免疫力が完成しておらず外で散歩をさせることができません。
感染症などを避けるためですが、だからと言って外に出さないことは犬の社会化に影響を及ぼすことに繋がります。
2ヶ月から3ヶ月前後はまだ自我に目覚めていないため、いろいろ吸収しやすい時期でもあるので、飼い主が抱っこやキャリーバッグで外に出したり自宅に人を招いたりして外の世界や他人に慣れさせておきましょう。

2.成犬でも子犬でも関係なし!適応力をつけさせるメリット

犬の社会化は、成犬や子犬に関係なくメリットがあります。
上で述べたように警戒心や過敏な反応をすることも少なくなり、犬自身も安定した精神状態で暮らせるというのもひとつのメリットですが、飼い主にとっても犬との生活が快適で楽しいものになります。
できるだけたくさんの人や犬、そして環境に適応することができれば、散歩が楽しいものになるだけでなく、旅行などお出かけも可能です。
犬はキャリーバッグやキャリーケースなどに入れることで荷物として扱われるため、近年は公共交通機関で愛犬と一緒に通勤や旅行する人も見られますが、適応力がついていないとキャリーバッグに入って人混みで過ごすというのも難しくなります。
特に日本では欧米に比べてペットへの理解がそこまで進んでいないため、飛行機やホテルではキャリーバッグやケースに入れておくことを前提にしているところも多く見られます。
他の人や犬が利用する場所でフリーな状態でいられない時でも、興奮したり吠えたりせずに静かにできることで行動範囲も広がるのです。

3.楽しく遊んで、楽しく社会化♪

ワクチンが完了しておらず免疫力が完成していない時期は室内を中心におもちゃで遊んであげましょう。
犬が好きな来客があった時には一緒に遊んでもらうのもよいことです。
3回目の混合ワクチンも終了し、狂犬病予防接種も済んだらドッグランに連れて行くのも犬同士の社会化に繋がります。
日本では公園など公共の場所での犬の放し飼いを禁止しています。
これは行政で管理指導している部分ではありますが、ほとんどの場所で禁止されていることが多いので、特に認められていない場所以外では散歩や公園で遊ばせる時もノーリードは違法行為になるので注意しましょう。
他の犬と交流させたい場合や自宅に庭など広い場所がない場合はドッグランで遊ばせてあげるのもよい経験です。
リードを外して飼い主と追いかけっこをしたり、ボールなどおもちゃで遊ぶことで犬は楽しみながら社会性を身につけることができます。
ドッグランはノーリードで自由に遊べますが、さまざまな犬が利用する場所なのでトラブルにならないよう注意しましょう。