愛犬と主従関係を作りたい!犬と良い関係を築く4つのテクニック

しつけがなかなかうまくいかない場合は、飼い主と犬の主従関係が成立していないためかもしれません。
よりよい関係性を構築できるためのポイントをご紹介します。

1.主従関係ってそもそも何?

犬を飼う上での『主従関係』とは、飼い主に対して犬が従う姿勢ができていることであり、その関係のことです。
これは犬が飼い主に対して萎縮しているということではありません。
犬が飼い主を信頼して自分より上の立場であると認め、自分の意思で飼い主の指示に従いたいと思うことで成立します。
犬を叱りつけることや自由を与えないことで無理に飼い主の思い通りにすることを『しつけ』と勘違いしている人も稀に見られますが、それは犬を飼う上で正しい主従関係ができているとは言えません。
むしろ、犬にストレスを与えているだけになります。
叱るだけのしつけが度を越してしまうと、犬が反発して噛んだり攻撃的になったりと逆効果になることもあります。
また、ストレスで病気になることもあるのです。
間違ったしつけをせず、犬が自分の意思で飼い主に従うような理想的な主従関係を築きましょう。

 

2.主従関係ができていると楽しく安定した環境になる

正しい主従関係ができているということは、飼い主にとっても犬にとっても楽しい状況であるということです。
犬が飼い主を信頼できていることになり、精神的にも安定した状態が保たれ飼い主に従うので、犬との生活も楽しく安定したものになります。
飼い主を信頼して自分より上の存在であると認めている犬は、無駄吠えも少ない傾向が見られます。
また、トイレの失敗やイタズラなどもあまりありません。
これとは逆に飼い主に対して不満があったり精神が不安定になったりすると、トイレを失敗したり飼い主がいてもイタズラしたりすることが目立つこともあります。
飼い主に対して不信感や不安な状態が酷くなると、犬も鬱状態になることがあるので注意しましょう。
しつけができていた犬がトイレを失敗したり、飼い主が出掛ける時に後追いしたりという問題行動が見られたら要注意です。
こんな時は叱ると逆効果になることもあるので、主従関係が崩れる原因がなかったかを探ってみましょう。

 

3.お犬様シンドロームとは

『お犬様シンドローム』とは、犬が飼い主より上位に立ってしまうような扱いをしてしまうことです。それには次のようなことが挙げられます。

・生活サイクルを犬中心にしてしまう

食事の時間や散歩の時間だけでなく、犬を優先してしまうことです。飼い主にも都合がありますが、犬がいることで外出を我慢してしまったり犬の散歩を優先して自分の都合を後回しにしてしまったりという行動は、犬を上位に扱っていることになります。

・犬の要求を何でも聞いてしまう

要求吠えの多い犬にはこの傾向が多いようです。おやつなど犬が要求することを何でも聞いてしまったりご機嫌を取ったりすることで、犬は飼い主よりも自分が上だと誤解してしまいます。また、ソファーやベッドなど飼い主が使う場所を我が者顔で占領することも多くなります。

・犬に干渉してしまう

犬にも生活のペースがあります。特に寝ている時や排泄などはそれぞれの体調や年齢、犬種によっても異なります。必要性がない時まで犬を構い過ぎてしまうのもよくありません。過干渉は犬を上位にするという意味とはやや異なりますが、犬中心の間違った扱いのひとつということです。

 

4.愛犬と良い主従関係を築くテクニック4つ!

犬に信頼される飼い主であると同時に、しっかりコントロールすることで愛犬との正しい主従関係を築きましょう。それには4つのテクニックがあります。

・指示に従ったり上手にできたりした時は褒める

・迷惑行為やイタズラをした時は適度に叱る

・散歩で運動とストレス解消をさせる

・たくさん話し掛けてあげる

犬は褒められることで『正しいこと』を覚えていきます。
イタズラをしたら叱ることも大切ですが、止めたらすぐに褒めてあげましょう。
また、散歩は運動だけでなくストレス発散にもなるものです。
負担にならない程度に適度に散歩をさせ、幼犬の頃からたくさん話し掛けてあげることで愛犬との信頼関係をしっかり作っておきましょう。