バランスよく褒めて上手なしつけをしよう!

犬のしつけで頭ごなしに叱ったりしていませんか? それでは訓練が嫌いになってしまいます。 バランスよく褒めたり叱ったりすることで、犬にもしつけの時間を楽しんでもらいましょう。

1.犬のしつけは、とにかく「褒める」!!

犬のしつけの基本は褒めることです。
できないとどうしても叱ってしまう人は多いようですが、叱ってばかりになると犬は萎縮してしまうだけでなく、その行為自体が嫌いになってしまうこともあるので気をつけましょう。
例えばトイレのしつけをする場合なら、失敗した時に叱ってしまうより、正しい場所でできた時に褒めることで犬は『正しくできた』ということを理解します。
飼い主としてはトイレの場所を間違えたことで怒っても、犬によってはトイレをすること自体を叱られていると誤解してしまう場合があるのです。
散歩なども同様で、歩かない場合に飼い主が怒り出してしまうと、散歩そのものが嫌いになってしまうこともあります。
叱ったり怒ったりすることで犬に『嫌なこと』と判断させてしまうより、褒めることで『楽しいこと』や『正しいこと』という認識を持たせるようにしましょう。

 2.褒めているだけではダメ?悪い時はしっかり叱ってメリハリを

しつけをする上では、もちろんダメなことをしっかり叱ることも大切です。
ただし、犬に理解しやすく効果的に叱るためにはタイミングを間違えてはいけません。
犬は時間が経ってしまうと何を叱られているのか判断できないことがあります。
犬がイタズラしたり他人に対して迷惑行為をしたりした時には、その場ですぐに『ダメ』と言って、いけないことであることを伝えましょう。
悪いことをしてしまった時にすぐにその場で叱ることで、犬はそれがいけない行為だと学ぶことができます。

3.メリハリをつけてスムーズなしつけを

『ダメ』が効かない場合は無視をするのも効果的です。
これは吠え癖や噛み癖を直す方法としても良く行われるしつけのひとつなので覚えておきましょう。
例えば、遊んでいる時に犬が手などを噛んだ時には遊びをやめて無視するのです。
犬が噛むのを止めたら褒めて遊びを再開します。
また、要求吠えをしている時にはさっとその場を離れたりケージに入れたりして無視します。
吠えるのを止めたら褒めてあげましょう。
いけないことをしたらその場を離れたりケージに入れたりして無視し、止めたら思い切り褒めてあげることで、犬は『噛むことを止めたら遊んでくれる』ということや『吠えることを止めたら褒めてくれる』と学習していきます。
犬は歯の生え変わり時期には歯がかゆいので一時的に噛むこともあります。
歯の生え変わり時期に適したおもちゃを与えてあげることも忘れてはいけません。
噛み癖も吠え癖も幼犬のうちにしっかりしつけて直しておきましょう。

4.褒められると犬の学習能力がアップ

犬は叱ってしつけるのが効果的だという考え方をしている人や、またはそういったしつけを奨励している人も見られますが、叱るより褒める方が効果的にしつけることができます。
犬種にもよっても差は見られますが、犬は人間の言葉を理解していることが実験で判明しています。
また、言葉の抑揚から感情まで汲み取れることも分かっています。
しつけの時に使われる『マテ』や『オスワリ』、『コイ』と言ったコマンドで動くことができるのも言葉を理解しているからなのです。
犬はできない時に叱られるより、できたことで褒められたり喜ばれたりすることの方が良い刺激になるようです。
飼い主の指示に従う犬にし、他人に迷惑をかけないようにしつけをするために、できた時に思い切り褒めてあげましょう。
また、名前をたくさん呼んであげることも犬にとっては嬉しいことです。
嬉しい言葉をたくさんかけてあげることで犬の学習力はアップします。
良いことができたら褒めることと、たくさん名前を呼んで話し掛けてあげることで、犬との信頼関係を築きましょう。