必見!マルチーズの子犬の育て方

1.そもそもマルチーズってどんな犬種なの?

見た目にとても愛らしいマルチーズですが、実は愛玩犬としては3000年以上の歴史を持っているというとても古い犬種です。

狩猟犬や使役犬から小型化して、しだいに愛玩用に飼われていった他の犬種と違い、マルチーズは最初から可愛がられることを目的として飼われた犬種です。その、愛玩犬としての特異な経歴から、マルチーズは「犬の貴族」と呼ばれ、19世紀初頭にはイギリス王室の貴族の女性たちに愛されてきました。

マルチーズの見た目で一番の特徴は、絹糸のように白くて細い被毛です。マルチーズの毛質は抜け毛がないシングルコートと呼ばれるもので、部屋を毛で汚しません。もし毛が抜けていくようであれば、何かの病気であることを疑ったほうがよいくらいです。シングルコートの毛は、カットしないと伸び続けますので、美しい毛並みを保つためには飼い主の丁寧なケアが必要不可欠です。

マルチーズは、犬種全体が大人しく、甘えん坊であるといわれています。性格も温厚で賢く、しつけがしやすいため、犬を飼った経験がない人にもおすすめされます。マルチーズは甘えん坊ですから、飼い主と遊ぶときは元気よく走り回ります。ですが、抱っこされることも好きなので、抱かれたまま外へ出かけても大人しくしてくれます。

2.マルチーズの子犬の育て方

マルチーズにとって、子犬である時期にしっかりと社会を教えることは、とても重要です。可愛がるあまりにしつけを怠ると、飼い主の言うことを聞かないわがままな犬になってしまいます。子犬を育てるのならば、メリハリの効いたしつけが必要になります。叱るときにはきちんと叱り、そのぶん褒めるときにはしっかりと褒めてご褒美をあげましょう。

マルチーズは基本的に大人しい気質ですが、甘えん坊の面もあるため、意外と活発になることもあります。また、人見知りしがちな犬種でもあるので、子犬のうちからいろんな犬や人に慣れさせておく意識も必要です。

マルチーズの子犬の食事は、成長に関わる大切な栄養源です。そのため、子犬に与えるドッグフードは、質の良い無添加なもの選んで、栄養バランスをきちんと整えましょう。ドッグフードを水で柔らかくしたものは、離乳食になります。食事の回数は、3ヶ月くらいまでは消化器官が未発達ですので、一日分を3から4回に分けて与えてあげましょう。

マルチーズは古来から愛玩犬として飼われてきた歴史から、あまり運動量の多い犬種ではありません。それでも、子犬期に適度な運動は必要です。大抵は室内での遊びだけでも運動量は足りますが、天気のいい日には日光浴ついでに、お散歩に連れて行ってあげることをおすすめします。外に連れ出すことで、人見知りへの対策にもなります。

3.毛のお手入れについて

マルチーズは、育てたり遊んだりするぶんには飼いやすい犬種ですが、被毛のお手入れには多少手間がかかります。マルチーズの白くて細い毛は、それだけに汚れやすく、変色もしやすいです。毛玉もしょっちゅうできますから、ブラッシング・コーミングはマメに行わなくてはなりません。また、毛が抜けず伸び続ける犬種ですから、定期的なトリミングも欠かせません。夏場にはとても暑くなってしまいがちですので、サマーカットにするのは当然として、冬場にもトリミングの必要があるのがマルチーズです。

また、マルチーズの毛で気をつけておきたいのが、涙やけや、よだれやけです。マルチーズの毛はきれいなぶん繊細ですから、涙やよだれを毛についたまま放置したり、拭き残しがあったりすると、簡単に茶色く変色していしまいます。せっかくの美しい毛並みですから、涙や目やにが顔についていれば、忘れずきれいに拭き取ってあげましょう。