愛犬が病気になってはじめてわかった、食べ物の大切さ

1.缶詰の成分を全部調べて置き換えてみた

 

ペットに普段食べさせているものは飼い主によってさまざまでしょう。人によっては固形タイプのドライフードであったり、ウェットタイプの缶詰であったりといろいろです。いずれであってもペットは喜んで食べます。

 

しかしながら、ウェットタイプの缶詰に関しては、犬によっては好みがはっきりと分かれることがあります。つまり、エサとして与えても少ししか食べないということもあるのです。このようなときには缶詰に含有されている成分を徹底的に調べることをおすすめします。

そもそも缶詰にはペットの健康を考えてさまざまな成分が配合されています。特定の栄養素が過多になったり、あるいは少なすぎると、ペットの健康は著しく損なわれてしまいます。そうしたことがないように必要な栄養素を必要なだけ配合しているのが、ウェットタイプの缶詰です。したがって、缶詰に表、カロリー、原材料などを調べてみて、他に代用することができる食材がないのか探せばいいのです。

 

たいていの缶詰では動物性たんぱく質がベースになっています。具体的には豚、鶏、七面鳥などです。これらをベースにして、魚油、フラワーオイル、ビタミン、タウリンなどのさまざまな成分が含まれています。こうした成分は新鮮な野菜、果物、魚には必ず含まれているものです。

一方、缶詰によっては酵母エキス、調味料、着色料など健康にとって必ずしも良い影響を与えるとは思えないようなものも、多少は含まれていることがあります。缶詰の代用でエサを与える場合にはこれらを与えずに済むというメリットもあります。

 

2.究極は、どんな最後を迎えたいか

 

このように成分表を調べてみると代用できるものが多くあるという事実に突き当たります。そうであれば手作りで愛犬が喜ぶような料理を作ればいいのですが、これがなかなか難しい問題です。毎日同じものを作るわけにはいきませんし、栄養バランスも考えなければいけません。缶詰であれば蓋を開けて容器に入れれば済むだけなので、その労力は比べ物になりません。

しかしながら、愛犬が最後を迎えるときのことを考えれば、毎日手作り料理を作ることが苦には感じられなくなります。食事は人間にとっても犬にとっても、日々の生活の中で得られる楽しみの1つです。美味しい食事ができたとき幸せな気持ちになるのは人間も犬も同じことです。もし愛犬が死ぬ間際になったときに、それまで毎日美味しくない思いをしながら食事をしていたんじゃないかと考えると、とても可哀想な気持ちになります。

 

ペットは家族の一員です。美味しくない食事を嫌々ながら食べて最後を迎えるのと、飼い主が作る美味しい料理を毎日食べて最後を迎えるのと、どちらを選択するのかということです。手作り料理を作ることは非常に大変ですが、愛犬の幸せを考えたときに後者を選んだらきっと飼い主にも愛犬にも良い思い出として残ることでしょう。最初から完璧なレシピを作ることは非常に困難なので、少しずつ勉強しながら進歩していくといいです。ネガティブに考えるのではなく、ポジティブシンキングに切り替えるとどんどん料理の技術も上達していきます。

 

3.手作り食のわけ

 

まず最初にやるといいことは、犬専用の料理本などを手に入れることです。さまざまな出版社からレシピ本が販売されていますので、まずはそれらを参考にしてみましょう。

たしかに、ドッグフードは、人間でいうところのインスタント食品のように、手軽に食べられるものです。ただし、犬が食べてはいけない食材は限られたものであり、その数も多くはありません。その点に気をつければ手作り料理でも何ら問題はないのです。また、手作り料理の利点として、新鮮な食材を食べられるということと、水分を多く摂取することができることも挙げられます。水分摂取が多くなれば脱水状態になったり、熱中症になったりすることを予防できます。添加物も配合されていませんので、健康を阻害する成分の心配をしなくても済みます。

 

病気になりがちの犬の場合には特に肉類ベースの缶詰を食べません。手作り料理でデトックスレシピを作ってあげると、犬は食べやすくなりますし、必要な栄養素も摂取することができます。たとえば、肉を使うのではなく青魚を与えたり、野菜を少量で何十種類も入れてみたり、慣れてきたらいろいろな工夫をするといいでしょう。

 

手作り料理を作ってみて美味しそうに頬張っている愛犬の姿は非常に可愛らしいものです。実際に手作り料理をする飼い主が多いのは、もちろん既存のドッグフードを食べないことを起因とする方や健康面を考慮する方がほとんどですが、中には自分が作ったものを食べさせたいという人も数多くいるのです。自分が一生懸命に作ったものを喜んで食べてくれると嬉しい気持ちになるのは自然な感情でしょう。

ちなみに、愛犬の健康状態を簡単に判断する方法があります。それは排尿したときの色を見ることです。黄色よりも透明な色であれば、自分が与えている手料理が健康にも良い影響を与えていると判断してもいいでしょう。

まとめ

 食事というのは人間にとっても犬にとっても健康上非常に大切なものです。しかしながら、それだけに止まるものではありません。日々の生活を幸せに送ることができるかどうかということも食事にはかかっているのです。

世の中にはドッグフードを食べられる犬もいれば、少数ではありますが、どうしても受け付けないという犬もいます。そのようなときには、愛犬の栄養バランスや好みを考えてさまざまな手作り料理を食べさせてあげることをおすすめします。ただし、犬が食べてはいけないものもありますので、その点の勉強はきちんとしましょう。

最初は非常に難しいですが、きちんとルールを守って作れば、次第に上達していきます。料理を作る時間も短縮することができるようになりますし、一度に大量に作って冷凍庫に保存しておけばそこまでの手間ではなくなります。自分が一生懸命作った料理を美味しそうに食べてくれる姿を見れば、幸せな気持ちになることは間違いありません。愛犬の幸せを望まない飼い主はいないでしょう。手作り料理に興味を持った方は是非チャレンジしてみてください。