これって適量?犬にあげる餌の量と回数一覧と注意点まとめ

1.体重別、基本的な餌の量の一覧


一般的に、犬の1日に必要な餌のカロリーは次のように言われています。体重5キロ前後の犬は約350キロカロリー、体重10キロ前後の犬は約600キロカロリー、体重20キロ前後の犬は約1000キロカロリー、体重30キロ前後の犬は約1400キロカロリー。餌は栄養バランスに優れたドッグフードを与えると良いでしょう。

ドッグフードはメーカーによってもカロリーが異なりますので、パッケージの裏などをよく確認し、このカロリーに合わせた量を与えると良いでしょう。ただし先にあげたものは、あくまで標準体重をもとに算出したものです。飼っている犬の体型や運動量などを考慮し、それぞれの犬に合わせた量を与えることが望ましいです。

また同じ量でも成長に伴い、餌を与える回数を変えていきます。子犬の頃はまだ消化器官が未発達ですので、13回から5回と、こまめに与えていきましょう。6ヶ月経つ頃から徐々に消化器官も発達してくるので、2回から3回へ回数を減らしていっても構いません。成犬になったら体が出来上がってくるので、1日朝晩2回にして与えましょう。そして老犬になってくると、今度は消費カロリーが落ち運動量も減ってきます。成犬と同じ回数ですと、内臓に負担がかかり肥満にもつながります。13回から4回に与える回数を増やしてあげましょう。

2.おやつや、運動など注意したい点について


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日に必要なカロリーというのは、もちろんおやつの量も含まれています。おねだりされたりご褒美をあげたりと、ついつい飼い主さんはおやつを与えがちですが、おやつが一番肥満のもとになります。1日に必要とされるカロリーを考え、適切な量を超えないように心がけましょう。

また1日に必要なカロリーは、12回、30分程度の散歩をする前提で計算されています。もしもこれよりも散歩の回数が少なかったり時間が短かったりするのであれば、与える餌の量を減らさなくてはなりません。

適切な量が与えられているかどうかは、犬の便の状態でも判断することができます。適度な固さでしたら適切な量と言えますが、固くてコロコロしていれば少ない、逆にやわらか過ぎる場合には多すぎて消化不良を起こしているとも考えられます。餌の量を考える際には、ぜひ犬の便にも注意をはらってみましょう。

3.理想的なおやつの量とその計算法について


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日に与えるおやつは、1日に必要なカロリーの10パーセントから20パーセントに留めておくのが良いでしょう。例えば1日に600キロカロリーを必要とする犬でしたら、おやつに与えて良いのは60キロカロリーから120キロカロリーまでです。栄養バランスを考え、基本はドッグフードを中心に与えましょう。おやつにはビスケットや骨タイプのものなどいろいろありますが、こちらも種類によってカロリーは異なります。理想的な量については、そのカロリーを考えて算出しましょう。

また犬はおやつの量よりも、もらった回数に喜びを感じます。このため、1回に与えるおやつの量は少な目にしておくと良いです。1つのおやつでも、ちぎるなどして数回に分けて与えましょう。そうすれば犬は喜びを感じる回数が増えますし、カロリーを抑えることにも自然とつながります。

4.運動量の増減によるフードの量について


人間と同じで、あまり散歩をしないタイプであれば、餌は標準量より減らしてあげなくてはなりません。逆にドッグランに行って1時間ぐらい走り回ったりするタイプであれば、標準より多めに餌を与える必要があります。また室内飼いか、外飼いかにもよって運動量は変わってきます。

運動量は犬の大きさだけに限らす、個体差もあると言われています。季節によっても運動量は変化します。暑い夏でしたら運動をしたがらないこともありますし、冬は逆に元気になってきます。



自分の犬がどれぐらいのカロリーを必要としているのか、そしてどれくらいの運動をさせるとそのカロリーは消費されるのか把握しておくと良いですね。犬の疲れ具合を確認し、適切な運動量を心がけ、それに合わせた餌を与えられるようになりましょう。

 

5.肥満と痩せのサインについて


一般的に適性体重の20パーセントを超えると肥満状態です。肥満かどうか見極めるのためには、まずは触ってみましょう。肋骨を探すのが難しいようでしたら、それは肥満です。更に肋骨が触ってみてもよく分からないというのであれば、明らかに太りすぎです。他にも見た目からでも肥満かは判断できます。まず体を上から見て、なだらかなくびれがあれば標準ですが、くびれがない状態ですと肥満です。お腹も横から見て、体のラインが地面と平行であれば肥満です。地面にくっつくようであれば太りすぎです。肥満の犬は、全体的に引き締まっているところがなく、丸くなっているのが特徴的です。これらのサインを見つけたら餌の量を考え直してみましょう。

逆に痩せ過ぎているのも問題です。適性体重の85パーセントを下回ると痩せすぎだと言えます。この状態ですと、触った時に肋骨が分かり、腰骨も目視で確認できます。また適性体重の86パーセントから94パーセントでも痩せ気味です。この状態も触れると肋骨の位置が分かりやすく、全体的な皮下脂肪も少ししか感じられません。

飼い主は肥満、痩せすぎになる前に気付いてあげることが大切です。日々の食べ方を観察し、理想的な量を与えてあげましょう。定期的に触ってボディチェックなどをしてあげることも有効的です。 

まとめ

いかがでしたか。一口に餌と言っても、体重や運動量など様々なポイントに気を配って与えなくてはなりません。。愛犬に必要な1日のカロリーを把握し、適切な量を心がけて与えましょう。犬は野生だった頃のなごりで、限界になるまで勢い良く食べてしまうという習性があります。このため飼い主の餌の与え方次第で、犬の健康は決まると言っても過言ではありません。肥満や痩せすぎで苦しむ愛犬を見たくはないですよね。きちんと餌を管理してあげることは、愛犬が長生きするかにも関わってきます。もし与え方が間違っていたら、これを参考に改善していってくださいね。