4つの方法を知って愛犬をを乾燥から守ろう!

1.冬場の乾燥・・・実は犬にとって悪影響!


犬の皮膚は人間の皮膚の3分の1から5分の1程度の厚さしかなく、とても敏感で乾燥しやすい構造になっています。また、犬は人間よりも地面に近い場所で生活していることや、腹側の毛量が少ないことも、皮膚が乾燥しやすい原因として挙げられます。皮膚が乾燥することによって、痒みやフケのような皮膚トラブルが生じるのは、人間だけではありません。

むしろ、犬の方が皮膚がデリケートな分、症状が悪化しやすいといえるのです。皮膚が乾燥してしまうと痒みが生じ、その部位を掻き毟ってしまうことで、皮膚病になってしまう可能性があります。皮膚病になると毛が抜けてしまったり、傷付いた皮膚の表面から細菌が入り込むことで、傷口が化膿してしまうかもしれません。

犬の被毛は薄い皮膚を守る役割も担っていて、毛量が多い犬種ほど、毛による保湿効果が期待できます。そのため、被毛が少なかったり毛量が少ない犬種は、他の犬種と比較すると乾燥に弱い傾向があります。例えば、ヨークシャー・テリアやマルチーズは被毛がシングルコートなので、ダブルコートの犬種よりも乾燥に気を付けなければいけません。どの犬にとっても乾燥は大敵なので、飼っている犬の種類や体質に応じて、乾燥対策をしていく必要があります。

2.愛犬を乾燥から守る4つのポイントとは?



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つ目のポイントは食事です。
皮膚では、摂取した栄養の約3割が消費されています。そのため、栄養の過不足によって、皮膚の状態も大きく左右されるのです。外側から保湿をしても、健康な皮膚を作れないのなら、高い保湿効果は得られません。良好な皮膚の状態を保つために、まずは体の内側からケアしていきましょう。栄養バランスの取れた食事を与えることは勿論、水分もきちんと与えなくてはいけません。犬が喉の渇きを感じた時にすぐに水分補給できるよう、清潔な水を常に用意しておきましょう。皮膚に油分を加えるための犬用健康食品もあるので、乾燥が強い場合は利用しても良いかもしれません。

2つ目のポイントは、クリームによる保湿です。
塗りたい部分を少し湿らせてからクリームを塗ると、保湿成分が浸透しやすくなるので効果的です。ただし、使用する保湿クリームは犬用の物にしましょう。人間の皮膚には無害な成分も、犬にとっては有害な可能性があるからです。被毛に覆われていない部分は特に乾燥しやすいので、重点的にケアした方が良いのですが、その中でも肉球のケアは重要です。肉球が乾燥して皮膚表面が硬くなってしまうと、歩いている時にひび割れてしまうかもしれません。一度ひび割れてしまうと、歩く度に傷口が地面に押し付けられるので、治るまでに時間がかかってしまいます。更に、ひび割れが悪化すると出血することがあるので、そうならないよう、肉球の保湿も忘れずに行う必要があります。

3つ目のポイントはブラッシングです。
涎や汚れで被毛が束状になっていると、その部分の保湿効果が低くなってしまいます。被毛の保湿効果を最大限活用するためには、日頃からブラッシングをして、被毛のケアをする必要があります。特に、ダブルコートやロングコートの犬は汚れが付着しやすいので、こまめにブラッシングしましょう。

4つ目のポイントは、湿度の調整です。
室内飼いをしていると、エアコンや床暖房などの使用による影響で、どうしても皮膚が乾燥しやすくなってしまいます。だからといって暖房を全く使わないと、犬も人間も寒さで体調を崩す可能性があるので、加湿器を上手に利用しましょう。湿度は4060%くらいにしておき、加湿器は犬の高さに合わせて置くと良いです。

まとめ

冬は乾燥しやすく、暖房の使用が増えるので、特に乾燥対策が必要な季節です。乾燥によって皮膚トラブルの症状が悪化してしまうと、長期的な治療が必要になるかもしれません。今回挙げた乾燥対策はすぐに実行できる方法ばかりなので、愛犬の健康を維持するためにも、日常的に保湿できるよう心掛けましょう。