マルチーズの脳腫瘍とはどんな病気なの?

マルチーズの脳腫瘍の症状は?

マルチーズを含む犬にとって、脳腫瘍は腫瘍の中でも一般的だとされているものです。一括りに脳腫瘍といっても、二つの種類に分けられ、脳から腫瘍が発生した原発性脳腫瘍と体の別の場所から癌細胞が脳に転移したことによって脳腫瘍ができた転移性脳腫瘍があります。どちらのケースも放置してしまうと、最悪の場合死に至ることもある危険な病気です。 症状としては、腫瘍が良性か悪性かによって異なりますし、腫瘍のできる場所によっても症状が変わってきます。そのため、発症した箇所によっては全く症状が見られない場合もあれば、てんかん様発作だけが現れることもあります。 また、運動失調が起きることで元気がなくなったり、眼振という眼球が揺れ動く症状が現れることもあるのです。異常に感じる行動をとったり性格が変わったり、よく寝るようになったりと認知症と類似した症状が見られることもあり、間違えやすいので注意が必要です。 特に高齢の犬の発症率が高い病気です。しかし満1歳以下や3歳から4歳程度の若年層の犬も発症することがあり、全ての年代で脳腫瘍が起きる可能性はあると考えられます。また、特に発症する可能性が高い犬種があり、短頭犬であるマルチーズを始めとしたブルドッグやボストンテリアなどは脳腫瘍になりやすいのです。

脳腫瘍の原因とは?

原発性脳腫瘍の場合、原因は明確に判明していませんが、脳の細胞が腫瘍化してしまいます。 転移性脳腫瘍や続発性脳腫瘍と呼ばれるものは、体のどこかの部位に悪性黒色腫や悪性リンパ腫、血管肉腫ができて、それらが脳に転移してしまうことが原因です。 他にも、遺伝によって発症したり、農薬などにより発症することも考えられます。

脳腫瘍の予防と治すためにはどうしたら良い?

脳腫瘍はなかなか予防することが出来ないこと病気なのです。そのため、早期発見と早期治療が大切なのです。脳腫瘍を疑うような症状が見られた場合は、早めに動物病院に受診することをおすすめします。 治療法はいくつかあり、薬物療法や化学療法、外科手術や放射線治療があります。これらの治療法は、腫瘍ができる部分や程度に応じて使い分けられたり、いくつかを組み合わせた治療が行われます。 また、脳腫瘍になり浮腫や炎症が伴う場合には、抑えるために抗炎症薬が処方されることもあります。てんかん様発作をコントロールするためにも抗炎症薬が処方されることがあるでしょう。