マルチーズの自宅でのカットのやり方。コツをご紹介!

自宅でマルチーズのお手入れができたらいいなと思ったことはありませんか?
今回は比較的簡単にできる毛の切り方をポイントごとに解説します。

1.マルチーズの毛について

(1)マルチーズの毛質

絹糸のような柔らかさを持った長いストレートの毛が特徴で、下毛がないのが特徴です。
毛が細いのですぐに毛玉になってしまいます。ブラッシングは毎日行いましょう。
また、人間の毛髪と同様で、放置しておくと伸び続けることも大きな特徴としてあげられます。

(2)マルチーズの毛色

毛の色は基本的に純白であることが好ましいとされ、淡いタン色やレモン色は許容されてはいるものの純白のものに比べるとあまり好ましくないとされている傾向があります。
これらの特徴は下毛のない絹糸状の長い毛という特徴とともに、ジャパンケネルクラブ(JKC)がマルチーズの標準として規定しています。

2.カットをする前に

(1)何をそろえればいいの?



トリミングとはカットするだけではなく、抜け毛をブラシでとったり、バリカンで毛を刈ったりする、様々なお手入れの総称です。
簡単なカットを自宅でするにあたり、下記のものは用意しておきましょう。

自宅で通常使用する工作用のはさみだと、ガタガタに切れてしまうので、全てペット用のものを用意しましょう。
はさみは先が丸まったタイプのものがあると、失敗しづらいので初心者にはおすすめです。

・カットはさみ
・すきばさみ
・コーム
・バリカン

(2)カットの前はブラッシングをしっかりと

ブラッシングはトリミングにおいても非常に重要な作業になります。
時にマルチーズは毛玉ができやすいので、ブラシとコームでしっかり死毛をとり、毛並みをととのえましょう。

(3)シャンプーをしよう


セルフトリミングをキレイに仕上げたいなら、まずシャンプーやブラッシング、耳掃除、肛門腺絞りなどを行い、コートの調子を整えてから作業に取りかかるのが理想です。
しかし自宅でそれらを全てやるのはむずかしいでしょう。
初心者は『ブラシとコームで毛並みを整える→シャンプー→乾かす→カット』という流れをおすすめします。
自然乾燥は臭いの原因になりますので、しっかりとドライヤーで乾かしましょう。

2.カットをしよう

(1)はさみの使用方法と気をつける点



はさみをトリミングで使用する際には、カットしたい部分に下がわの刃を当てます。

そして上がわの刃のみを親指で動かして切るようにして下さい。
また、顔周りをカットする際は慎重に行い、目などに刃が当たって怪我をしてまわないよう十分な注意をしてカットするようにしましょう。
また、部分的なトリミングを行う際にはさみを使用する際は、ワンちゃんの顔に刃先を向けないようにするのが基本です。

(2)足裏からカットしてみよう


ワンちゃんは床だと動き回ってしまいますし、切る方も作業もしつらいので、少し高めのテーブルや机の上に乗せてあげましょう。
滑り止めを敷いてあげると安全です。
カットをするにあたり、身体や顔からだと難易度が高いので、まずは足裏から初めていることをおすすめします。

【step 1】抱きかかえ方
犬の身体を脇で抱え込むようにして脚先を取り上げると犬は落ち着きます。
犬にとって脚先は急所ですから、いきなりつかもうとせず、ヒジやスネあたりを持ち上げてから滑らせるように脚先を固定しましょう。
この時、脚を無理な方法に引っ張らないように注意です。

【step 2】足裏をカットしていく
犬の指を1本ずつ広げながらゆっくり毛をカットしていきます。
足裏のカットが終ったら、地面に立つ足の指先全体が丸く見えるように、コームをあてて飛びだした毛を整えていきます。

【ポイント】
足裏の毛のカットは、はさみかバリカンを使用します。
足裏の場合のポイントは、指と指の間に挟まっている毛もきちんとかき出すことです。
はさみを使用する場合は、肉球にかかった毛先部分だけをカットします。
バリカンの場合も同じように、肉球にかかる毛先部分をカットします。

全体的にはバリカンでカットし、長く伸びている一部分だけをはさみでカットすると綺麗にカットしやすいです。

(3)お尻の毛のカット


お尻の毛が伸びてしまうと、ウンチが毛にくっ付いてしまったりと不衛生な状態になってしまいます。
真っ白なマルチーズのかわいさをキープするためにも、毛が肛門までのびてきたら切ってあげましょう。

【方法】

お尻の毛のカットも、足裏同様に、はさみもしくはバリカンのどちらを使用しても構いません。
まずは、肛門まわりの毛をコームでとかします。
そして肛門にかかっている部分の毛を、はさみの場合はすきばさみでカットします。
バリカンの場合も同様ですが、歯の向きを皮膚がわに向けないように、スライドするように切っていきます。
ポイントは、しっぽをしっかりと上に持ち上げておくことです。

(3)胴体回りはハサミ→バリカン→ハサミの順で

胴体回りのトリミングは、広い面をカットするので顔周りより比較的簡単です。
ただし、いきなりバリカンで刈ろうとすると、毛が絡まって失敗することも多くなります。

まず、コームで毛並みを整えながら、希望するコ長さになるまでハサミで切っていきます。
その後、バリカンで表面を滑らかになぞるようにすると、凸凹なく仕上がります。
刈り残した部分を再びハサミで整え、切った毛をブラッシングしましょう。

なお、バリカンの動作音を怖がる子もいます。
無理に作業をするとカットが嫌いになってしまいますから、最初はバリカンを動かさずに犬の脇に置いて慣れてもらいましょう。
最初は背中の回りだけ、など気になる部分だけ短時間でトリミングし、回を重ねるごとに時間を延ばしていくと慣れてくれます。
おやつを与えながら作業する方法も効果的です。

(5)顔の周りの毛は安全第一で!


初心者は先の丸まったタイプのすきばさみを使用しましょう。
これは、ワンちゃんの顔にはさみが当たってしまっても危なくないように、怪我や事故防止の観点から使用します。

カットの際のコツは、顔を動かせないよう下顎をしっかり押さえ、嫌がらないうちに慎重に手早くカットしましょう。
顎の下や耳周りなど簡単な部分からカットを初めて、愛犬と飼い主共に慣れてから耳の付け根付近の毛を切ってあげるといいでしょう。
耳の中に毛が入り切らないくらいの長さまで揃えることが出来たら完成です。

まとめ

いかがでしたか。
なかなかプロのトリマーさんのようにスムーズにいかない部分もあるかもしれませんが、簡単な部分なら自宅でできるようになりたいですよね。
コツをつかんで、愛犬のかわいさをキープできるようにしてください。