マルチーズの目を見たら分かる?目の病気の可能性

マルチーズってどんな犬?

マルチーズは、ペットとして3000年以上もの長い歴史を持つ古い犬種で、『犬の貴族』とも呼ばれています。かつてエリザベス一世の時代には、数千ドルという高額な値がつくほどの高級犬だったと言われています。 スパニエルから派生した犬種ということもあって、下毛がまったくなく、絹糸のような被毛が引きずるほど長い、という特徴があります。また、体長が体高よりも長く、全体的に細長い見た目をしています。 他の犬種とは異なり、猟犬や使役犬を小型化したものではなく、始めから愛玩犬としてのみ飼育されてきましたので、まさにペットの中のペットと言えるでしょう。 温厚で活発、遊びが好きという性格をしていますが、マルチーズテリアとも呼ばれることもあり、テリアと同じように気が強いという側面も持ち合わせています。そのため、知らない人に対しては、たまに吠えたり、神経質になることも。ですが、とても利口でしつけやすい犬種ですので、飼い主さんに対しては、とても甘える傾向があります。

マルチーズの目の色

動物の目の色(虹彩)は、メラニン色素の量や分布によって変化します。それは遺伝的なもので、犬種によっては個体差が生じることもあります。ただしマルチーズについては、青くなるようなことはなく、瞳の色がダーク(暗色)、目のふちは黒色、というのが基本となっています。ですので、もしも飼われているマルチーズの目の色が、薄かったり、青かったりする場合には、病気の可能性が考えられますので、不安であれば、一度病院で診察してもらうのが良いでしょう。

こんな場合は?

マルチーズの目の色が、「白く濁った」、「白目が黄色くなった」、「緑色や赤色に変化した」、加えて、緑色や黄色や白色といった目やにがあるという場合は、病気かも知れません。

白く濁った

白く濁った場合、それは白内障が疑われます。この症状は犬に良く見られるもので、目の表面が部分的に白くなったという時、もちろん他の病気もありえますが、まずは白内障を疑ったほうが良いでしょう。白内障は、進行すると失明にいたる恐ろしい病気です。マルチーズは、目が丸くクッキリとしている犬種ですから、症状が生じた際にはすぐに気が付くことができると思います。もし異変を感じたら、すぐに病院で診察してもらってください。

白目が黄色くなった

白目が黄色くなった場合、それは、黄疸、貧血、肝炎、脾腫など、肝臓疾患の可能性が高いです。さらに、嘔吐、下痢などの症状を併発している時には、レプトスピラ症の可能性もあります。なお、レストスピラ症とは、人間と動物どちらもかかることがある病気です。感染症法において四類感染症に分類されるほど危険な病気ではありますが、滅多にかかるものではありませんので、それほど心配することはないでしょう。それよりも、肝臓疾患の可能性が高いです。いずれにしても、病気が疑われる場合は、速やかに病院に相談をしてください。

緑色や赤色に変化した

緑色や赤色に変化した場合、それは緑内障の可能性が疑われます。緑内障とは、眼圧が高くなって視神経が傷つき、眼球に痛みが生じる病気です。瞳孔が開いたままになり、その目の色が緑色に見えることから、緑内障という呼び名がついたと言われています。眼圧異常による病気ですので、進行すると目が飛び出ることのある病気です。白内障と同じように、目のクッキリしたマルチーズであれば、変化にすぐ気が付くことができると思います。もし異常を察しましたら、すぐに病院につれていってください。 目の色がおかしい、さらに変な色の目やにがある場合には、病気にかかっている可能性が高いです。大切な家族を守るため、どんな状態であれ、疑わしい時には病院で診察をしてもらってください。