マルチーズのお手入れをしよう!自宅でできるグルーミング6選

ふわふわの美しい白い被毛をもつマルチーズ。
健康と美しさを保つには定期的なトリミングやブラッシング、歯磨きなどのお手入れが必要不可欠です。
プロにまかせるのもいいですが、自分ができそうな部分は無理のない範囲でトライしてみましょう!

グルーミングとは?

犬のグルーミングとは
トリミングサロンでたびたび耳にする「グルーミング」という言葉。
これは犬の身だしなみを整えることの総称で、サロンで行われるシャンプーや被毛のカットもグルーミングに含まれます。
安全にスムーズに行うためには、どれも専門的な知識が必要ですが、かといって月に一度だけのサロンではマルチーズはお手入れ不足になってしまいます。
自分でもできそうな部分はトライし、大丈夫そうであれば継続していきましょう。

お手入れの頻度



マルチーズのお手入れの頻度の目安は、以下のとおりです。
個人差があるので、歩くときに爪がカチカチという音がしたリ、お尻を気にしている様子があれば、その都度行ってあげましょう。

シャンプー1ヵ月に1回、梅雨~夏場は2週間に1回
被毛のカット1ヵ月に1回
肛門腺絞り1ヵ月に1回
爪切りのびたら切る
(お散歩が多ければ1ヵ月に1回、少ないければ1週間
に1回)
歯磨き理想は毎日。少なくとも3日に1回
耳そうじ3日に1回
目やにとり汚れていたらその都度
ブラッシングのばしている子は毎日


カット&トリミングは、月に一度プロのトリマーさんにお任せするとして、残りの肛門腺絞り、爪切り、歯磨き、耳そうじ、目やにとり、ブラッシングの自宅でのやり方を解説していきます。

1.肛門腺しぼり

肛門絞りの方法

愛犬がお尻を地面や床にこすりつけたり、しきりにお尻を気にするようなしぐさが見られたら肛門嚢(こうもんのう)に臭いの強い分泌液がたまっているサインかもしれませんので、搾り取ってあげる必要があります。
運動量の多い大型犬は自然に排泄されることが多いのですが、小型犬のマルチーズは自力で排泄する力がないので、定期的に肛門腺を絞ってあげないと、破裂して出血してしまう可能性があります。


手順は以下を参考にしてください。
    1. 犬の肛門をふいて清潔な状態にします
    2. しっぽを片方の手でピンと上に持ち上げます。
    3. 肛門をの4時と8時の位置にある肛門嚢を、下からギュッとすいあげるようにしぼり取ります。
    ※覗きこんでやると、勢いよく出てくる分泌物が顔にかかることもあるので、注意してください。


    引用:アラモードが教える「肛門腺のしぼり方」レッスン

    2.爪切り

    愛犬が地面を歩くとカチカチ音がしたら、それは伸びすぎです。
    爪が地面についてしまう前に切ってあげるか、こまめにヤスリがけをしてあげましょう。

    爪がのびる速度は、個人差があり、犬がどれだけお散歩に行っているかによって違います。
    1日1時間お散歩に行っているような運動力の多い子は、1ヵ月に1回の爪切りで大丈夫ですが、あまり地面を歩かない子は1~2週間に1回は爪を切ってあげましょう。

    また、爪切りが苦手な子は結構多います。
    爪切りが嫌なのではなく無理に押さえつけられるのが怖いとうケースが多いです。
    犬が嫌がったら無理に押さえ込まずに、少し我慢できらご褒美をあげるということを繰り返していきましょう。
    爪切りの手順は以下のとおりです。


    1. 犬用の爪切りと、ヤスリ、もしもの時のために止血剤をを用意します。
    2. すぐに切らずに、まずは爪切りの姿勢に慣れさせます。膝の上にのせ、抱える方にだっこします。
    3. じっとできるようになったら、足をしっかりもち切っていきます。
    4. 爪の断面が角ばらないように、上の図のように3回に分けて切ります。血管を切らないように注意しましょう。
    5. 最後にヤスリをかけてならします。

    詳しい手順やコツはこちらの記事も併せてご覧ください
    これでマルチーズの爪切りはバッチリ!自宅での爪切りのやり方

    爪切りの時の抱きかかえ方や流れは、こちらの動画も参考にしてみてください。


    引用:ドッグダイヤモンド

    3.歯磨き

    犬の歯磨き
    歯磨きをしないと歯垢が溜まり口の中の細菌と唾液のカルシウムの結合によって数日で歯石となります。
    そこから細菌が繁殖してしまい「歯周病」や「歯槽膿漏」、「歯肉炎」といった歯のトラブルを引き起こすケースがあります。
    実は犬が患う病気の中で最も多いのが歯の病気です。
    特に小型犬のマルチーズは歯石がたまりやすいので、歯磨きは3日に1回してあげましょう。
    1. まずは水をしめらせたガーゼを指に巻き、遊びながら口の中に手を入れられることに慣れさせます。
    2. 嫌がらなければ、次に唇をめくり歯を触ります。前歯から徐々に奥を磨いていきます。
    3. 我慢できたら、おやつをあげます。
    4. 慣れてきたら棒状のブラシで、同じように磨いていきます。

    コツは歯ブラシに好きなおやつの匂いや、缶詰の汁をつけて、根気よく行っていくことです。
    磨いている最中にあまりにも嫌がるようでしたら無理に続けずに「今日は前歯だけ」とか「今日は奥歯だけ」など最初は部分磨きでも構いませんので少しずつ慣れさせていくのも方法のひとつです。

    詳しくはこちらの記事もご覧ください
    トイプードルの歯磨きの方法は?やり方や頻度を徹底解説!

    4.耳掃除


    耳の中はとってもデリケートな部分なので、こまめに耳掃除をすることが必要です。
    トリミングサロンに行けば奥の方まで綺麗にしてもらえますが、梅雨から夏にかけての時期は耳の中が蒸れて外耳炎などの病気になりやすいので、おうちでも簡単に耳掃除をしてあげましょう。

    1. イヤークリーナーを耳の中に数滴垂らします。
    2. 耳の付け根を親指と庇指で挟んでマッサージし、液をなじませます。
    3. 2~3分したら手を放して、犬をブルブルさせます。
    4. 耳の中から出てきた汚れを拭き取る。

    たれ耳タイプは、耳の穴がふさがっている状態になっているので、すごく蒸れやすくなっています。
    軟骨の間までしっかりとふき取ってあげましょう。
    また、犬に耳垢は自然と耳の入口まで出てくるようになっているので、無理に奥まで掃除しないようにしましょう。
    あまりにも耳垢が多い場合は病気の可能性があります。
    動物病院に連れて行きましょう。

    5.ブラッシング

    犬用スリッカーブラシとコーム
    マルチーズの細くて柔らかい被毛は絡まりやすく、伸ばしている子は特に毛玉ができやすいため毎日のブラッシングが重要です。
    特に雨の日のお散歩の後や、服を着た後、トリミングから1ヶ月が経過した時が最も毛玉ができやすいので注意しましょう。
    けだまやもつれを放っておくと、そこに汚れや油が蓄積し、皮膚病の原因となってしまいます。

    1. スリッカーブラシとコームを用意します。
    2. スリッカーブラシで、大きな毛玉やもつれをとっていきます。(スリッカーブラシは引っ張って使うものではなく、ポンポンと軽くたたくように使います。)
    3. 最初は毛先の方からブラシをかけていきます。
    4. ある程度毛玉がとれたら、コームをつかってより細かいもつれをとかしていきます。
    詳しくはおこちらの記事もご覧ください
    おうちでマルチーズのブラッシングをしよう!きれいにとかすコツ

    6.目のお掃除


    マルチーズの飼い主さまにとって永遠の課題である涙やけ。
    純白の目元にはどうしても赤茶色が目立ってしまいますよね。
    涙やけには様々な原因があり、根本的な治療には動物病院で獣医さんの協力のもと改善していくのが一番です。
    また、飼い主さんによる日頃の目のケアも大事です。
    目の周りのお手入れを日課にすることで清潔に保ち、涙やけの緩和や予防にもなります。
    1. クリーナー、コットン、ノミとりコーム
    2. 愛犬の膝の上で落ち着かせる
    3. コットンにクリーナーを馴染ませ、目の周りにほぐすように様につける
    4. 2~3分おいたら、ほぐした目ヤニをコットンでとる
    5. 最期に乾いたコットンで周りを掃除
    目のお手入れの解説はこちらも併せてをご覧ください
    マルチーズの涙やけ予防!5ステップでできる目やにのとり方

    自宅おでお手入れをする際の注意点


    グルーミングをする際の注意点として一番大切なことは、犬が嫌がるのを無理してやらないということです。
    特に初めてグルーミングを経験する犬には、細心の注意が必要になります。
    ブラッシングや爪切りをする際の道具には、まず慣れさせることからスタートします。
    これらに対して恐怖心を持たせないようにしましょう。

    一度グルーミングに恐怖感を抱いてしまうと、犬はグルーミングを嫌いになってしまいます。
    グルーミングが初めてでない場合でも、新しい道具を使う場合には、まず犬に道具を見せ、怖がらないかを確認してから使うようにしましょう。
    怖がらずにできたらお菓子などのごほうびをあげるのも効果的です。
    グルーミングはしつけと同じで、飼い主と犬が楽しく行うことが大切です、飼い主自身が楽しんで行うよう意識しましょう。

    まとめ

    いかがでしたか。
    いきなりすべては無理でも、愛犬と少しずつ練習して、自宅お手入れをマスターしていってください。