犬の肥満は飼い主の責任!3つのチェックポイントで知る愛犬の肥満指数

まるまるとしたワンちゃんはかわいいですよね。
しかしあまりにも太りすぎると、様々な病気のリスクも高まります。
ワンちゃんの体系を管理し、健康な毎日を過ごさせてあげるのも飼い主の責任です。
肥満かどうかのチェックの仕方を解説します。

1.犬の肥満体重は?


人間と同じように犬にも身体の大きさや年齢に合った適正な体重があります。
犬の肥満の判断は、それぞれの犬種の理想体重の10~15%を超える場合とされています。

しかし、骨格や筋肉には個人差があるので一概に体重だけでは肥満と判断することはできません。
犬のダイエットは自己判断で行わず、獣医師のアドバイスをもらいながら行うのが安全です。
体重の10~15%を超えたら、動物病院に相談しにいきましょう。

2.犬の肥満基準をはかるBCSとは?

では、体重だけでは肥満と判断できないのであれば、どのようにジャッジするのでしょうか。
犬の体型を知る目安として、ボディ・コンディション・スコア(通称:BCS)という評価方法があります。



犬のBCSとは、犬や猫の体の腹部(側面)と背中(上面)から見たくびれの状態や肋骨についた脂肪の厚みを触知によって測ることで、その栄養状態や体型を診断する指標(スコア)で、5段階評価をします。 

BCS1 痩せすぎの犬 体脂肪率5%以下
肋骨や腰骨などがくっきりと浮き出ている状態は、痩せすぎと判断されます。
真上から見た時に、砂時計のようにくびれが大きいのが特徴です。

BCS2 やや痩せている犬 体脂肪率5~15%
痩せすぎではないものの肋骨がやや浮き出ていてくびれも大きい状態です。
皮下脂肪がなく体形が華奢でウエストが細いと痩せ気味であると考えられます。

BCS3 理想的なな体型の犬 体脂肪率15~25%
理想的な体型の犬は、体重も標準で薄い皮下脂肪がついているため撫でると骨がわかるのが特徴です。
真上から見たウエストのラインも緩やかにカーブしています。

BCS4 やや肥満の犬  体脂肪率25~35%
見た目では肋骨がわからないほど皮下脂肪がついていて、腰回りにくびれがほとんど確認できない状態です。
横から見てもお腹周りが引き締まっていないことがわかります。

BCS5 肥満の犬 体脂肪率35%以上
皮下脂肪の割合が多く、真上から見ても横から見ても丸々としています。
見た目はもちろん触っても肋骨が確認できない状態です。
体重も基準よりも多く肥満と判断されます。
様々なリスクを考えてダイエットを進めることが大切です。

3.愛犬の体型を知る3つのチェックポイント




それではさっそく愛犬の体型を見ていきましょう。
もし愛犬がBCS3の理想的な体系であれば、以下の3つのチェックするポイントを満たしているはずです。
  1. 触って助骨(あばら骨)がわかる
  2. 上から見て腰の前にくびれがある
  3. 横から見てお腹から後ろ足に向かって切れ上がっているように見える

4.手順




①愛犬を横からみる
ウエスト部分のくびれに注意しながら体全体のラインを見ます。
毛の長い犬はなるべく体の線が見えるように毛を持ち上げると観察しやすいです。
胸からウエスト、そして後ろ足までのラインが下腹に向けて緩やかに上がっていれば、くびれがあると判断します。

②真上から愛犬のくびれ具合をみる
首から肩そしてウエストのラインです。
このウエスト部分で少しくびれてからお尻部分に流れていればOKです。
あまり大きくくびれませんが、人間と同様にウエストのみくびれるのが、上から見た犬の理想的なラインです。

③助骨(あばら骨)の感触をチェック
前足の付け根の少し後ろを両手で触ります。
毛が長い犬は体毛の中まで指を入れてましょう。
できる限り地肌に触れるように触れば、理想的な体系ならば肋骨の浮き出る様子が分かります。
皮下脂肪が多すぎなければお座りの状態でも肋骨に触れることができます。

④ウエストのくびれをたしかめる
先ほど上からみたウエストのくびれを、触ることでチェックします。

⑤腰骨を触ってチェック
最後に後ろ足の付け根からお尻のあたりを両手で挟み、腰骨を確認します。
肥満度が高いと皮下脂肪が多く腰骨が浮き出ていないので触ることができません。
 

5.肥満と分かったらどうすればいい?



・獣医さんに相談しましょう

犬のダイエットには色々な手法がありますが、一番確実に安全に痩せられる方法は、かかりつけの獣医さんに教えてもらうことです。
犬の体型にも個体差があるので、自分ひとりで理想体重を算出しようとすると、専門的な知識が必要です。
また、犬にとって食事は生きることに直結しているので、無理な食事制限はストレスになることも。

獣医さんに見てもらえれば、愛犬に応じた適正体重や食事の量を教えてもらうことができます。
「健康な状態の犬が行っても迷惑なのでは?」と不安になる飼い主さんもいるかもしれませんが、そんなことはありません。
獣医さんも定期的にその子の情報を知れるほうが、いざというときに診断しやすいので、前向きに迎え入れてくれますよ。
まずは体重を計りに行くくらいの気持ちで動物病院に行ってみましょう。

お家の近くの動物病院はペットライフで検索すると便利です。
ペットライフ 

まとめ

いかがでしたか。
犬の肥満の基準についてご紹介しました。
肥満は関節に負担がかかるだけでなく、心臓病・糖尿病などのリスクも高くなります。
BCSの基準で「あれ?肥満かも」と思ったら、すぐに動物病院に相談しましょう。