人間だけじゃない!ペットにも悪影響を及ぼすタバコの受動喫煙!

1.受動喫煙によるペットの健康被害


たばこの煙がある中で生活するペットは、人間と同じで癌・細胞損傷・体重増加などの健康被害が出るということがわかりました。家族の中に喫煙者がいる場合、ペットの発癌率は約16倍だそうです。

 

たばこの吸い込み口には有害物質を吸い込まないようにするために、フィルターが付いています。そのため、吸っている喫煙者はそれほど多くの有害物質を体内に取り込んではいないのです。

それに対して副流煙の場合はたちのぼる煙なので、たくさんの有害物質が分解されずにそのままになっているから副流煙のほうが害があるということです。

副流煙を吸っているペットは、最初は咳をしたり、鼻の周りが腫れる、くしゃみをするなどの軽い症状が出ます。

それから喘息・気管支炎・副鼻腔癌・肺癌・口腔癌・リンパ節腫瘍などの病気になってしまうこともあります。

 

コリーやダックスフンドのような鼻先が長い犬種は、副鼻腔が化学物質のフィルターの役目を果たすので副鼻腔癌になりやすいです。

パグやブルドッグなどの鼻が短い犬種は、肺に直接副流煙が入ってきてしまうので肺癌になる確率が高くなってしまいます。

 

副流煙を吸ってしまうことにより、ビタミンCやビタミンEを無駄に消費するので、老化を早めてしまい、本来あるはずの免疫力が低下することで皮膚病にかかりやすくなります。

アトピー性皮膚炎になってしまうこともあるのです。

特に短毛の犬種がなりやすく、アトピーのあるペットの場合は症状が悪化してしまうことがあります。直接的な症状以外に脱毛のリスクも高くなるので、ペットのために少しでもリスクが減らせるような生活を心がけましょう。

 

2.タバコと人間とペットの暮らしとは



たばこの副流煙に含まれている有害物質は、下のほうへ沈着していきます。ということは、地面に近いペットたちは副流煙の影響を受けやすくなってしまいます。

床やカーペットなどに付着した副流煙は毒性が強いので、それをペットが舐めてしまうとさらに影響を受けてしまいます。

時間が経てば経つほど有害物質は有害性が増してくるので、飼い主の知らないところで思わぬ影響を受けている場合があります。

衣服についてしまった副流煙にも注意が必要です。犬の嗅覚は鋭いため、飼い主のにおいを嗅いでいるときにも体に悪影響を及ぼしていることがあります。

なので、副流煙が付着していると思うものはこまめに洗ったりして対策をとりましょう。

 

猫は犬よりもたばこの影響を受けやすいです。

家の中が中心の生活になるので、散歩で外に出る犬よりも確率が必然的に高くなってしまいます。

それから猫は綺麗好きなので体をよく舐めます。頻繁に自分の体を舐めて清潔な状態でいようとします。この時、猫は自分の体に付着している副流煙も舐めてしまうので、有害物質をより多く体内へ取り込んでしまうのです。

3.愛煙家のみなさまにお伝えしたいこと


たばこの副流煙は人間には問題となっていますが、ペットに影響が出るのでたばこをやめようと思う人はとても少ないです。影響があることを知らない人が大半じゃないでしょうか?

ペットの習性や体の大きさを考えてみると、人間以上に影響をうけやすいのです。

室内でたばこを吸う人が多いと思いますが、なるべくベランダなど外に出て吸うことにより、たばこの影響を減らしてあげましょう。

人間の場合は煙が嫌だと思ったらその場を出ていくことも出来ます。ですがペットにはそれが出来ないのです。そういったところも考えながら生活していくことで、ペットを病気から守れるのです。

 

そこで、これだけは絶対に注意して欲しい問題があります。

ペットがたばこを誤飲しないようにすることです。

たばこの誤飲は喫煙や副流煙よりも物凄く危険なものなのです。

誤飲してしまうとニコチンが全て体内に吸収されて中毒になってしまいます。

灰皿などのたばこのニコチンが溶け出しているものを飲んでしまった場合は、吸収がとても早いので重い症状が出る可能性が高いです。

中毒症状には、興奮・痙攣・震え・嘔吐・下痢・血便・血尿・幻覚などの様々な症状がみられます。

誤飲した場合、口に入れてすぐなら吐かせることが出来ますが、吐かせるために水を飲ませてしまうとニコチンの吸収が早まり逆効果になってしまうので気を付けましょう。

たばこを食べてしまったらすぐに動物病院へ連れて行くことが先決です。

 

4.ペットの受動喫煙による健康被害についてのまとめ

たばこが及ぼすペットへの健康被害は人間以上かもしれません。

嗅覚の優れている犬は特ににおいに敏感な反応をしてしまいます。人間が臭いと感じたら、犬はその倍以上のにおいを感じています。 

毎日生活を共にするパートナーのような存在のペットにも、気持ちよく健康的に日々過ごしてもらいたいものですよね。

どれだけ悪影響があるのかその危険性を知り、ペットにとってマイナスにしかならないことを考えてもらいたいです。