まるで綿菓子!マルチーズの純白の毛質

マルチーズの絹のような毛質

マルチーズの毛質は絹糸を思わせるような、直毛で光沢のある気品あふれる純白。昔から貴族の間で愛されてきた犬というのもうなづけます。被毛はシングルコートで、抜け毛が少ないことも特徴ですが、カットしなければどんどん伸びていきます。マルチーズは毛が純白なのと同時に、アイライン、鼻、唇、肉球が漆黒であることを望まれます。しかし、現在色素不足の個体が多くなっているようで、これはマルチーズだけでなく、被毛が白色だけの犬種に起こりやすいことだそうです。色素不足を解消するため、最近ではプードルと掛け合わせたために直毛でなくなる場合もあるようです。

 マルチーズの毛質を生かしてアレンジを楽しもう

マルチーズを飼う上で大きな楽しみの一つが、様々な毛のアレンジが出来ることです。短くカットすればまるで子犬のように愛らしくなり、床につくほど伸ばせば優雅な雰囲気を楽しめます。カットの仕方一つで何通りもスタイルを楽しめるので、トリマーさんに相談して、いろいろチャレンジされてもいいでしょう。

きれいな毛を保つにはお手入れが不可欠

毛の長さを床につくほど長くしている場合、やはり汚れが気になります。必ず犬用のシャンプーを使用し、月に2回ほど洗ってあげましょう。

マルチーズの毛は、放っておくと絡まったり毛玉ができてしまいます。一日2回程度のブラッシングをしてあげてください。本来換毛期のないシングルコート犬ですが、季節の変わり目には抜け毛が出ることがあるので、入念にブラッシングしてあげるとよいですね。ブラッシングがマルチーズとの良いコミュニケーションにもなりますよ。まずコームの粗めを使って毛玉をほぐしたりゴミをとります。次に細めで丁寧に全体にクシを通して行きます。最後にピンブラシでブラッシングをします。

毛玉のお手入れ方法

マルチーズはそのやわらかい毛質から、非常に毛玉ができやすいです。ブラッシングを怠っていると毛玉ができ、そのお手入れにマルチーズも飼い主さんも負担が増えてしまいます。さらに通気性も悪くなり、皮膚への影響も心配です。毛同士がこすれる場所や、毛を長くしている場合は毛玉が出来やすいので、日頃から丁寧にお手入れして毛玉を作らないようにしましょう。毛玉をとる手順は次の通りです。

 スリッカーブラシ(一面に針金がついた毛玉ほぐしに使うブラシ)で丁寧に毛玉をほぐす

ハサミを使って毛玉を裂くようにして切り分ける。

 ハサミを使うときは毛流れに沿った向きで入れましょう、くれぐれも皮膚を傷つけないように。またほぐれにくい毛玉は飼い主さんで処理するのは危険な場合があるので、トリマーさんにお願いした方が良いでしょう。

 マルチーズが起こしやすい涙やけ

マルチーズの純白の毛にとって大敵なのが涙やけです。涙をそのままにしておくと目の周りの毛が茶色く変色し、せっかくの毛色が損なわれてしまいます。涙たまっていたらこまめに拭き取ってあげましょう。涙を拭くときは、お湯でしぼった柔らかい布でよいでしょう。涙の量が多いなと感じたときは目の病気が疑われることもありますので、一度獣医さんに見てもらった方が良いかもしれません。

真っ白い毛色が特徴のマルチーズだからこそ、一度変色してしまうとなかなか落とすことが出来ません。日々のお手入れを入念に行ってきれいな毛色を保ちましょう。

 マルチーズの毛の楽しみ方はほかにも、カラーリング、リボンなどのヘアアクセサリーなどがあります。大切な家族であるマルチーズと、お手入れをコミュニケーションとして楽しむことで、犬と飼い主さんの間により強い信頼関係を築いていってください。