ミニチュアシュナウザーの特徴は?基本情報や飼う前に抑えるポイント

1.被毛の色は4種類!ミニチュアシュナウザーのカラーバリエーション

ミニチュアシュナウザーには様々な毛色があり、一色の「ホワイト」「ブラック」に加え、混色である「ソルト&ペッパー」「ブラック&シルバー」の計4色があります。仔犬の方が成犬よりも、全体の毛色が濃いことが特徴です。

代表的な毛色とされるソルト&ペッパーは、被毛に明色と暗色が交互になった縞模様があることで、グレーとホワイトのグラデーションを作り出しています。

ブラック&シルバーは全体の毛色がブラックで、口の周りや眉毛、胸等にホワイトの毛色が混じります。

ブラックは全身が真っ黒ですが、個体によって胸元に白い斑模様が入るのが特徴です。他の3色と比べると、加齢による毛色の変化が大きく、レバー(少し赤みのかかった茶)やグレーになる個体もいます。

個体数の少ないホワイトは全身が真っ白なので、食事や涙やけによって毛が汚れやすく、こまめに手入れする必要があります。

どの毛色にも加齢や紫外線による退色が見られますが、手で毛を抜くストリッピングを定期的に行うことで、若々しいコシのある被毛を生やすことが可能です。同じ犬種でも色が違うだけでその雰囲気は大きく変わるので、好みの毛色の個体を探すと良いでしょう。

2.ミニチュアシュナウザーがなりやすい病気と寿命は?

寿命は11年~16年と、他の犬種と比べても短くありません。もともと牧場や農場で、ネズミ等の小型の害獣を追い払う犬として作られたので、体は丈夫でしっかりしています。しかし、それでもかかりやすい病気がいくつかあるので、日頃から注意しておきましょう。

まず、かかりやすい病気として知られているのが尿路結石です。オスに発症することが多い病気で、一度結石ができてしまうと、外科手術によって取り除く必要があります。症状としては、尿に血が混じったり、排尿に時間がかかることが挙げられます。また、目の病気にもかかりやすいとされているので、白内障の検査も定期健診と一緒に受けておくと良いでしょう。

3.ミニチュアシュナウザーをしつけるためのポイント

とても聡明で従順な性格なので、しつけのしやすい犬種です。しかし、自己主張の強い面もあるので、しつけの時は主従関係をきちんと教え込まないといけません。甘やかしてしまうと噛み癖がついてしまったり、わがままな性格になってしまいます。悪いことをしたら厳しく叱って、褒める時は最大限に褒めるというような、メリハリのあるしつけをしましょう。

また、活発で好奇心旺盛な犬種なので、運動不足はストレスになってしまいます。ストレスを抱えていると、無駄吠えの多い神経質な犬になってしまうので、散歩の時間を長くしてストレスケアします。

4.ドイツが起源!ミニチュアシュナウザーの歴史


もともと、ドイツの農場のネズミ退治の犬として人のために活躍していましたが、現在では家庭犬として人気の高い犬種です。一番小型のミニチュア以外に、中型のスタンダード、大型のジャイアントとサイズにより3種類がいます。

スタンダードシュナウザーは、15世紀頃の絵画などで描かれるなど最も古い歴史を持っていると考えられるでしょう。19世紀末頃のドイツにて、スタンダードシュナウザーとアッフェンピンシャーやミニチュアピンシャーを交配させて作られたのが、ミニチュアシュナウザーです。そもそもは、ネズミ被害を避けるための害獣駆除犬を必要とした農夫たちによって、スタンダードを小型に改良されたと言われています。小型化には、ネズミなどの害獣を追い立てるために小回りが利くなどの理由があったようです。ネズミから身を守るために発達した口周りや眉の長い体毛が印象的な外見であることから、ミニチュアを冠したミニチュアシュナウザーの名前は「小さな髭」の意味があります。

その後、アメリカの上流階級で人気を集め、1899年にはドッグショーで見られるようになりました。スタンダードシュナウザーがドッグショーに初登場してから20年後のことでした。しばらくの間、AKC(アメリカンケネルクラブ・愛犬家団体)によって、ミニチュアシュナウザーとスタンダードシュナウザーは同一種として扱われていましたが、1933年には別の犬種として認められました。また、日本国内では、アメリカから1950年代に輸入が開始され、1970年代頃から徐々に人気を集めました。2011年に放映された人気TVドラマにて、人の言葉をしゃべる犬として登場し、更に認知度を高めています。 

5.ミニチュアシュナウザーの値段!相場はいくらくらい

家庭犬として人気が高いですが、ペットタイプ(家庭犬)とショータイプの2種類があり、それぞれの相場は異なります。ペットタイプでは、おおよそ100,000円から200,000円を超える程度が相場と言えるでしょう。ショータイプは、ドッグショーに出場するための犬であるため、ペットタイプの相場よりも高い値段となります。

6.ミニチュアシュナウザーは飼いやすい?飼い主に従順な性格

基本的に飼い主の命令によく従う性質があります。また、農場犬の歴史を持つためか勇猛果敢である一方、慎重派で利口な犬です。テリア種は攻撃的な一面がありますが、ミニチュアシュナウザーは穏やかな性格をしているのも特徴で、主従関係を理解させ、飼い主との信頼関係を深めれば家庭犬としてとても飼いやすいと言えます。規則正しいライフサイクルや飼い主とのコミュニケーションを好み、幼い子供との同居も可能です。