シーズーの祖先はラサ・アプソなの?

1.シーズーの祖先はラサ・アプソ?


シーズーの祖先は、チベットが原産国のラサ・アプソという説が有力とされています。
しかし、そこから現在のシーズーのスタイルが確立されるまでには、諸説あるようです。

チベットから中国への貢物として贈られたラサ・アプソが、すでに中国の宮廷で門外不出として籠愛されていたペキニーズとの交配によって誕生した犬種という説が、現在1番有力な説とされています。
確かに現在の姿のシーズーとラサ・アプソとペキニーズ、それぞれの外見も性格も非常に似ているでしょう。

ずっと中国の宮廷内で門外不出とされ大切に可愛がられてきたシーズーですが、19世紀後半の第二次阿片戦争によって清朝・西太后は城を追われ、城に残っていたシーズーはイギリスへと渡っていくのです。
イギリスに渡ったシーズーは徐々に家庭犬として広まっていき、1935年 イギリスで犬種として公式に認定されました。
日本にシーズーが入ってきたのは1963年頃とされています。

乾燥した気候のチベット産のラサ・アプソを祖先に持つとされるシーズーは、日本の高温多湿の気候には非常に弱い特徴があります。
そのため、シーズーを飼育する時には夏を上手に乗り切る工夫をしてあげましょう。

シーズーとペキニーズは、ジャパンケンネルクラブの登録頭数ではそれぞれ上位にいるほど人気の犬種となっていますが、それぞれの祖先と言われるラサ・アプソの登録頭数が非常に少ないのです。
それでも2000年以上の歴史を持つラサ・アプソが現存していることは、非常に喜ばしいことでしょう。