シルキー・テリアの悩みをしつけで解決しよう

オーストラリアン・シルキー・テリアは、その名の通りオーストラリアで作られたテリアの一種。
美しい外見を持つ犬ですが、飼育が難しい犬種の代表と言われています。
被毛の美しさが最大限に引き立つペットとして生み出されましたが、番犬やネズミ狩り用作業腱としても活躍していた時期があります。
凶暴な性格で扱いづらい、とされていた時期もあります。
最近では品種改良によって攻撃的な気質は抑えられていますが、それでも大人しいとは言いにくい犬種です。

シルキー・テリアの困った行動は、実は心の不安が現れているからこそ行っている可能性があります。そこで、よく聞かれる悩みとその原因、解決するためのしつけについて詳しくチェックしてみましょう。

 1.シルキー・テリアの悩みの原因って?

オーストラリアン・シルキー・テリアの悩みとしてよく聞かれるのが「よく吠える」というものです。シルキー・テリアは大胆で攻撃的な性格をしており、テリトリー意識も強い犬種です。
そのためインターホンが鳴る度に吠えたり、他の犬やペットに対しても攻撃的な行動を取ります。
こういった勇敢な性格は番犬に向いているとはいえ、ペットとして飼っている場合は無駄吠えが多くの飼い主さんの悩みの種になっています。
近所迷惑にもなりますし、中には夜通し吠えて飼い主さんの睡眠不足を引き起こしている、というケースもあるのです。

オーストラリアン・シルキー・テリアがよく吠えるのは、その攻撃的な性格が原因の場合もありますが、実は不安感から吠えていることもあります。
犬は飼い主をリーダーとした主従関係を構築する生き物です。
そのため、飼い主をしっかりとリーダーとして認識できなければ精神的に不安になり、吠える、威嚇するといった問題行動を起こしやすくなるのです。

その他にも、欲求不満が原因で吠える回数が増えている場合があります。
オーストラリアン・シルキー・テリアは非常に活発な犬種なので、散歩に行けないことで不満が溜まりやすい傾向があります。
おもちゃで軽く、というよりも思いっきり体を動かすことが好きなので、急に無駄吠えが増えた場合などは一度最近の関わり方を思い出してみてください。

 

2.シルキー・テリアのしつけについて

オーストラリアン・シルキー・テリアの無駄吠えを減らすには、しつけを行うことが何より重要になります。
しかしながら興奮しやすく攻撃的な面がある犬種ですので、なかなか言うことを聞いてくれないという点に注意する必要があります。
特に犬を飼うのに慣れていない初心者にとっては難しい犬種です。自分にはできないなと思ったら、素直にしつけ教室などを利用し、プロに依頼することをおすすめします。

しつけを行う上で大切なのが、一貫した態度で厳しく接するということです。
こうすることで飼い主がリーダーであるということを教え、主従関係を犬の中で明確にする必要があります。
三か月を過ぎたらまず「待て」や「お座り」といった基本動作を覚えさせるようにし、その後しっかりと服従訓練を繰り返します。
そうすることで無駄吠えを禁止するようにしつけることが重要です。
大人になってからのしつけはかなり困難と言えます。独立心がつよく頑固な性格なので、成犬になるとなかなか飼い主の言うことを聞いてくれなくなります。

中途半端なしつけを行わないようにすることも大切です。
褒める時は褒め、叱るときは叱る。
これを徹底する必要があります。
褒めてはいけないタイミングで褒め続けていると、リーダーとしての威厳が崩れ、言うことを聞かなくなってしまう可能性があります。

無駄吠えのしつけは、「吠えてはいけない場面で我慢できた」場合はごほうびを、「吠えてはいけない場面で吠えてしまった」場合は罰を与えることで行っていきます。
しつけは飼い主と犬の一対一で行い、できれば雑音の入らない静かな場所で行うのが理想です。
表情などにも工夫をしてみてください。

無駄吠えのしつけに、しつけグッズの一つであるショックカラーを罰として利用する飼い主さんもいます。
ショックカラーとは、吠えた瞬間に電流が流れて犬に痛みを与える首輪のことです。
ショックカラーはしつけに効果的だと言われる反面、犬のストレスが増すという意見も多くあります。
安易に使用するのではなく、必ず熟考した上で利用するかしないかを決めましょう。

欲求不満による無駄吠えに関しては、それを解消してあげることが必要になります。
活発に動くことが好きな犬種ですので、毎日のお散歩を欠かさず行ってあげましょう。
また、毎日の散歩に加え、たまのドッグランも効果的だと言われています。ノーリードで自由に遊ぶことが出来るので、特に活発な犬にとっては最適なストレス解消になります。
窓の外の人間や犬に向かって吠えているなら、縄張り意識から吠えているのかもしれません。
ロールカーテンなどを利用し視界を遮ることで無駄吠えが吠える可能性があります。