散歩で身に着けたい!リーダーウォークのやり方をご紹介

お散歩の時に、愛犬が飼い主よりも先を歩くのはよくありません。
他の犬とのトラブルに発展したり、交通事故に巻き込まれる可能性もあります。
また、引っ張り癖がついてしまうと、愛犬の体にも負担がかかります。
根気がいるしつけではありますが、ステップを踏んでリーダーウォークを身に着けておきましょう。

1.リーダーウォークとは



リーダーウォークとは飼い主がリーダーシップをとって歩くこと。

飼い主がリーダーとなって、歩く速度、行き先を決め、飼い主が止まったら犬も止まったり、座る。
そうした一連の歩き方のことです。
リーダーウォークを身に着けると、お散歩がスムーズになるだけではなく、生活の中のあらゆる場面で役立ちます。
本来、犬は群れで生活し、必ず上下関係を築いて自分より上の人に甘えたり、ついていく生き物です。
リーダーウォークは散歩のやり方を教えるのと同時に「私が飼い主だよ」と犬に教えることでもあります。

もしリーダーウォークができていないと、反抗的になったり自分勝手な子になったりする可能性もあります。

2.リーダーウォークを身に着けるメリット


(1)散歩がスムーズになる

犬によっては気になるものを次々と見つけて、散歩中に走ってしまうような子もいます。
そんなときに自分のペースに合わせて、歩かせることができるリーダーウォークはありがたいですよね。
グイグイと引っ張ることもしなくなるので、リラックスして散歩へ出かけることができます。
また、犬自身も飼い主を意識することで、興奮状態がおさえられ、心身ともに楽になります。

(2)事故の防止

引っ張り癖がある犬や大型犬などの力が強い犬の場合、急に走り出すことで車やバイク、自転車などにはねられてしまう危険があります。
実際に犬の外傷の多くは散歩中の事故が原因となっています。
反対に、他の犬に噛みついたり、マウンティングをしてしまいトラブルを起こす可能性もあります。
急に走り出した犬を静止させることは難しいですが、リーダーウォークを覚えさせていると犬を自分の横につけて歩かせることができるので事故を予防することができます。

また、散歩中に犬が落ちている食べ物を食べてしまう場合があります。
なかには犬が食べることで中毒を引き起こすようなものや、腐っていて何かの病気を引き起こしてしまうものもあるため、拾い食いはとても危険です。

拾い食いは防止することが困難な場合がありますが、リーダーウォークを覚えさせることで犬が先行して歩くことがなくなるため、拾い食いによる事故も防止することができます。

(3)引っ張りによる体の負担を減らす

リーダーウォークを覚えさせることで首輪による体への負担を減らすことができます。
特に引っ張り癖のある犬は首輪が絞まることで負担が大きくなるので、首の骨や神経、呼吸器に負担がかかり、首に何らかの障害が出る場合があります。

また、首だけでなく脳や眼球などにも影響を及ぼす可能性があると言われています。
そのため、犬の健康を守るためにもリーダーウォークは必要となります。

3.道具


リーダーウォークでは超小型犬は首輪とハーネスどちらでも大丈夫です。
小型犬以上の大きさの子は首輪を使いましょう。
ハーネスの方が体への負担は少ないですが、首輪の方が飼い主の意図を愛犬に伝えやすいです。
リーダーウォークのしつけの間だけでも首輪をおすすめします。

リードはシンプルな物で長さは1m半ほどあれば十分です。
犬と隣同士で立った時、リードが地面に当たらない程度にたるみを作れるくらいの長さが理想的です。

4.リーダウォークの基本


リーダーウォークを始めるにあたり、以下のことを意識するようにしましょう。
  • 犬が人の左側を歩く
  • 歩く時は犬が人よりも前に出ない
  • 犬が左側を位置を保ったまま飼い主さんの合わせて移動する
  • 飼い主さんが止まると犬は飼い主さんの隣で座る
  • 飼い主さんが歩き出すと犬も歩きだす

5.リーダーウォークのやり方

【STEP 1】
リードをたるませた状態で散歩に行き、犬を左横につけ、寄り添うように歩かせます。
常にその状態を保つように歩きます。

【STEP 2】
犬が自分よりも前に行こうとしたり、歩くのをごねたら、ターンをします。
右回りと左回りを上手に使い分けましょう。

ターンのコツは、弧を描くように回るのではなく、クルっと180°振り返るように回ることです。
左足を軸にして回るイメージです。
犬が横や前にいても、お構いなしに回ります。
ぶつかるくらいで回るのがコツです。
弧を描くように大きく回ると、人が犬を避けていることになり、犬が前に出てしまうのがなかなか治まりません。
犬にぶつかるように回ることで、犬は人の動きに注意することにもなり、前にも出なくなります。


ポイント
・犬をコントロールする時は、リードを強引に引っ張らずに、ちょんちょんと軽く引っ張る。
・Uターンする時は犬の方を見ないで、無言でUターンします。
この時にアイコンタクトをしたり、声をかけるとUターンすることが遊びだと勘違いしてしまします。

6.しつけをする時に大切な心構え


犬のしつけは本当にゆっくり、じっくり時間をかけて行うことが大切です。
特にリーダーウォークは身に着けるのに1ヶ月以上かかる子もいます。
言葉が通じない分、犬にどう伝えるか、犬はどう感じているかを理解するのは難しいですが、アイコンタクトをしていれば、何か通じるものがあります。
しつけは厳しく行うところは厳しく、褒めるところは褒めて行います。
スキンシップをとる感じで楽しくしつけを行って、少しずつ無理なく続けてください。
しつけを頑張った分だけ犬もそれにきっと応えてくれるではずです。