ヨークシャー・テリアと長く一緒に暮らそう!【なりやすい病気と対策】

1・ヨークシャー・テリアの寿命はどのくらい?

ヨークシャー・テリアは、一般的な小型犬と同様、その寿命は14~16年です。
ただし個体によって差があり、20年近く生きる子もいます。
寿命の差は、遺伝的なものを除いては、生活習慣や食べ物、病気に対する予防活動の有無によって変わってきます。

2.ヨークシャー・テリアがなりやすい病気と対策

(1)気管虚脱

症状:ガッガッというアヒルのような潰れた声が出たり、落ち着きがなくなる、よだれが多くなるといった症状が出ます。
呼吸困難を起こす恐れがあるので注意が必要です。

原因:遺伝・肥満・歯周病等の口腔内のトラブル
対策:肥満により気管が圧迫されるのを防ぐ為、適度な運動をさせるようにしましょう。
又、口腔内の雑菌を少なくする為に歯磨きの癖をつける事も大切です。
今は歯周病予防のサプリメントや歯磨きできるガムがありますので、うまく活用するのも良いですね。

(2)皮膚病

症状:ノミ・ダニが発生したり、発疹ができる、膿が出る等、皮膚のトラブル全般の病気です。
原因:被毛が長い為、皮膚に菌が溜まりやすい
対策:痒がっている時は毛をめくって皮膚をチェックしましょう。普段の行動を見る事で早期発見が出来ます。皮膚病を発見したら早めに受診しましょう。悪化してからでは治療期間も費用もかかります。皮膚病を防ぐ為、2週間に一回はシャンプー(ノミ・ダニ予防効果があるものが良い)をしましょう。毛が絡まりやすいので、リンスもした方が良いです。

(4)低血糖症

症状:常にぐったりし、散歩にも行きたがらなくなります。ひどい場合には痙攣をおこしたり、意識がもうろうとした状態になります。
原因:特に子犬の時期に多いとされますが、興奮した時や激しい運動をした時に、血液中の糖分濃度が急激に低下する事により引き起こされます。
対策:体質的に低血糖症を発症しやすい犬種なので、普段から血液検査を受けておきましょう。又、空腹時に激しい運動をさせない工夫も大切です。症状がひどい場合には応急処置も必要となりますので、すぐに獣医師に相談しましょう。

(4)膝蓋骨脱臼

症状:後ろ足の膝のお皿がずれることにより、足が曲がり歩行が困難になります。
原因:骨が弱い一方、活動が好きな犬種です。活動量が多すぎたり、高いところからジャンプするような行動が多いことが原因となります。
対策:室内犬なので、室内で運動する事が多いかと思いますが、フローリングで足が滑ることがないように、マット等を敷いてあげて下さい。又、ソファーに飛び乗ったり飛び降りたりと激しく動く事でも脚に負担がかかる場合がありますので、できるだけ飛び降りるような動作は避けてあげた方が良いです。ヨークシャー・テリアは特に運動が好きですから、体に負担がかからないように、生活環境にも気を付けてあげましょう。

(5)その他

以上の他には、心疾患や糖尿、ガン等の病気が考えられます。人間と同じような病気に犬もなるのです。
犬の病気を予防する方法もまた、人間と同じ考え方で良いと思われます。肥満予防の為の運動や年齢に合った食事、定期的な健康診断を心掛ける事が大切です。
ただし、人間と犬は体のつくりが違いますから、人間の食べ物をそのまま犬に与えたり、人間基準で犬の生活環境を考える事は危険です。
ヨークシャー・テリアのような小型犬では尚更ですよね。

又、病気予防の観点から去勢・避妊をする飼い主さんもいらっしゃいますが、これも賛否両論あり、結果論としては”その子とどのような生活をしていきたいのか”という個人のライフスタイルに関わる問題となってきますので、検討される方は獣医師とよく相談して決めて下さい。
いずれにしても、犬の毎日の変化に気を配る事が病気の早期発見と早期回復につながります。
その為には犬といっぱい遊び、スキンシップする事が一番有効な方法なのです。