知ってた?ヨークシャー・テリアは臭いやすいんです


1.ヨークシャー・テリアの体臭の特徴って?


ヨークシャー・テリアの魅力のひとつが、宝石にもたとえられる被毛。
それと同時に、その被毛はオイリーであることでも知られています。
油分が多くベタつきやすいので、少し面倒だからといってブラッシングやシャンプー、トリミングなどのケアをサボってしまうのは禁物です。

被毛の油分は、雨などから体を守る働きをしていて、そのために皮膚から皮脂を分泌することで毛の艶を維持していました。
ですが時代の流れとともに室内で飼われることが多くなり、昔のように雨にさらされるということもほとんどなくなりました。

現代のヨークシャー・テリアは油分が蓄積されがちなので、きちんと皮脂を落とさなければなりません。
ある程度の皮脂は必要なものですが、皮脂が過剰に分泌されてしまうと、汗と混ざり体臭につながったり、脂漏症という皮膚の病気を引き起こすこともあります。
この脂漏症はカビのような嫌な臭いを放つため、体臭の原因になってしまいます。

また、ワンちゃんが飼い主さんと遊びたい時などに、いわゆる「うれしょん」をしてしまうことは珍しいことではありませんが、実はヨークシャー・テリアの様な室内で飼われる小型犬は、うれしょんをしやすい傾向があるんです。
さらにヨークシャー・テリアは毛が長いだけでなく、毛の量も多めなので、尿の量が多い時はさほど問題ないのですが、量が少なかった時は尿が毛の部分で止まってしまいます。
そのため、尿が下に滴り落ちることがないので、そのことに気付かず放置することで、尿が乾いた時に毛に絡まるように固まり、悪臭を放つ毛玉を作ってしまうのです。

2.他にも体臭の原因はいろいろ考えられる!


ヨークシャー・テリアは毛が長いので、目やにや涙やけが目の周りの毛に付きやすい傾向があります。
そうなると目やにや涙やけが付いたままの毛は、濡れて湿ったままとなり、そこから雑菌が繁殖してしまいます。
雑菌も臭いのもとになるので、毛の長いヨークシャー・テリアは特に注意しなければなりません。
1日に何度か目の周りを確認して、目やにや涙やけがある時には拭いてあげるようにしてあげてください。
そうすることで、臭いの予防になるだけでなく、ヨークシャー・テリアの不快感もとってあげることができます。

(1)耳のよごれ

ヨークシャー・テリアは耳毛もあるので、汚れがたまることで臭いを放ってしまいます。
耳毛を抜くことで汚れもたまりにくくなるので、耳毛を処理し耳の中も綺麗にしてあげてください。
耳毛はイヤーパウダーやイヤーローションがあれば抜くことができますが、不安な時は動物病院で抜いてもらったほうが無難です。

(2)口臭

歯周病などのお口のトラブルもにおいの原因になる時があります。
犬も人間と同じように歯垢が付きますが、この歯垢が歯石へと変化し、口腔内の状態が悪くなることで歯周病になります。
老犬になるにつれ歯周病のリスクは高くなりますが、日々のデンタルケアでリスクを減らすことは可能です。
ヨークシャテリアの様な小型犬は歯石がたまりやすいので、3日に1回は磨いてあげましょう。

特別お口が臭うなと思ったら、獣医師に相談するなどして早めの対策をしましょう。
また、毛が長いので口の周りに水やエサがついて臭いの元にもなります。
食事のあとはお顔をふいてあげましょう。

歯磨きのコツはこちらをご覧ください。
歯石ができやすいといわれるヨークシャテリアに必要な日頃の歯磨き習慣と上手に磨くコツ

(3)肛門腺



最後に挙げる原因は、肛門腺です。
肛門腺は犬がなわばりを付けるために必要な臭いを貯める場所なのですが、きちんと排出できないでいると、そのまま悪臭になるだけでなく、破裂することもあるので注意しなければなりません。
これを防ぐには、トリミングの時や動物病院で肛門腺を絞ってもらうとよいでしょう。
慣れれば自宅でもできます。
しっぽをピンと上にひっぱり、肛門をアナログ時計にみたてて、4時と8時の方向からしぼりましょう。

3.どうやってケアすればいいの?

(1)ブラッシングを毎日行う


ヨークシャー・テリアはシングルコートという毛の種類で、毛が抜けにくく長く伸び続ける特徴があります。
そのため毎日しっかりとブラシングをしてもつれを梳いて、長い毛に絡まっているゴミやノミ・ダニなどの寄生虫を取り除くことが大切になります。
できれば1日1回コミュニケーションを兼ねてブラッシングをしてあげるとよいでしょう。

ヨークシャー・テリアのブラシングは、まず小さな丸がついたピンブラシで全身の被毛の流れを整えて、毛玉やゴミなどを取り除いていきます。
特にもつれやすい耳の周りや足のつけ根などは、毛の根元を抑えてブラッシングしてあげます。
最後にコームを使用して梳き残しがないか確認しながら被毛の艶をあげて仕上げます。

(2)季節に合った頻度のシャンプー



脂っぽくなりやすいヨークシャー・テリアにとってシャンプーはとても大切です。
梅雨~夏は2週間~3週間に1度、それ以外の季節は1か月に1度、シャンプーをしてあげましょう。


ヨークシャー・テリアは毛が長いので、他の犬種と比べると食事をしたり水を飲んだりすると、すぐ口周りの毛に汚れが付いたり、濡れてしまいます。
その毛に付いた汚れが臭いのもとになる場合もあるため、食後は濡れタオルで汚れを取ってあげたり、毛に絡まって取りにくいエサは濡れタオルを使う前に事前にコームで取っておくとよいでしょう。
また、毛を短くすると汚れも付きにくくなるので、それだけで臭い予防になります。

(3)食事を見直す


体臭がきつい犬にありがちな食生活として、においのきついドッグフードと、ジャーキーなどのおやつを頻繁にあげているという特徴があります。
それらには、臭いの原因成分であるタンパク質・脂質・糖質が多く含まれているため、体臭がきつくなる傾向があります。

おやつを無添加の物に買えたり、腸への負担が小さくなる食べ物(納豆・ヨーグルトなどの発酵食品、野菜・海藻・きのこなどの食物繊維が豊富な食物)を摂取するなど、食生活を変えることで体臭が軽減される可能性もあります。

ドッグフードのちょい足しレシピはこちらをご覧ください。
犬の食欲がないみたい、、食欲減退時に工夫するフードのアレンジ!オススメ6品♪

また、皮膚疾患などの病気が原因で体臭が発生していることもありますから、あまりにも気になるようであれば動物病院を受診されることをおすすめします。

4.まとめ

いかがでしたか。
臭いの原因も対処法も様々でしたね。
動物なので多少の体臭はもちろんありますが、臭いを気にすることで健康管理にもつながります。
日々のケアをしてあげて、愛犬と健康的な日々をお過ごしください。