ヨークシャー・テリアにも散歩は必要不可欠。メリットはいろいろ。

暑さ寒さが苦手なヨークシャー・テリア。
散歩の時間帯は季節に合わせて。
体が小さく骨格が華奢なヨークシャー・テリアは、室内で動き回っているだけでも運動量は十分足りているようですが、散歩にはいろいろなメリットがあります。

1.社会性が身につく

警戒心が強く吠え癖がつきやすいテリア系なので、散歩でさまざまな経験を積むことによって社会性を養ったり、好奇心旺盛で活発な性格から室内だけの生活では溜めてしまいがちなストレスを外で発散したり、また体内でビタミンDを生成してカルシウムの吸収を助ける日光浴は、骨折や関節の病気に注意が必要なヨークシャー・テリアにとって重要な事といえます。
季節の注意点に気をつけ、積極的に散歩へ連れて行きましょう。
暑い夏場の日中の散歩は、直射日光や地面からの照り返しが犬にとっては過酷なものです。ヨークシャー・テリアのような小型犬は、地面と体の距離が近いため、とくに影響を受けやすくなります。朝は地面の温度が上がる前の午前5時~6時頃、夕方は地面が散歩に適した温度まで下がったことを確認してから出かけましょう。
またヨークシャー・テリアはシングルコートのため、寒い冬場も苦手のようです。暖かい室内から寒い屋外へ出る時の温度差が、心臓の負担にならないよう、そして防寒のためにも、散歩は日中の暖かい時間帯を選び、洋服を着せるなどの工夫をしましょう。
ヨークシャー・テリアの散歩の頻度は、朝夕2回、10~15分程度が適当といわれています。膝蓋骨脱臼など関節の病気にかかりやすい犬種なので、無理せずに個体に合わせた散歩を楽しんで下さいね。

2.散歩時は犬の歩行の様子をチェックしよう。

膝蓋骨脱臼は、膝のお皿と呼ばれる後ろ足の膝蓋骨がずれたり外れたりする病気です。
膝関節の周りの筋肉や骨・靭帯の形成異常などが原因の先天性と、高所からの落下や過度なジャンプ・打撲などで発症する後天性の場合があり、症状が現れるとスキップのような歩き方をする、つま先で歩く、脱臼した足を地面につけずに歩く、歩きたがらない、立ち上がりにくそうにする、膝が腫れる、足を触ると痛がるなどのサインが見られます。
治療は多くの場合、手術が必要になりますが、病気が進行すると骨が変形してしまい、手術が困難になることがあるので、早期発見・早期治療を心がけましょう。
散歩は犬の歩行の様子をチェックする絶好の機会です。よく観察し、少しでも気になることがあれば、早めに獣医師に相談することをおすすめします。