「動く宝石」ヨークシャー・テリアってどんな犬?

ヨークシャー・テリアの特徴

ヨークシャー・テリアは19世紀にイギリスのヨークシャー州で元々ネズミの猟犬として作り出された犬です。体重は2.5キロ~3.5キロが標準の超小型犬ですが、中には5キロに達する大きさの個体も時々見られます。被毛はとても細くまっすぐで絹の様な艶と光沢があり、スチールブルー&タン、シルバーやゴールドがあります。この美しい被毛の特徴から「動く宝石」と言われています。

ヨークシャー・テリアの性格

とても小さく愛らしい犬ですが、元々猟犬のためその気質を残し、独立心が高く頑固で勇敢な一面があります。とは言うもの、頭が良く陽気で遊び好き、フレンドリーな気質を持っているので、きちんとしつけをすることで、とても良いパートナーになってくれるでしょう。

しつけのポイント

ヨークシャー・テリアのような独立心の高い犬をしつける時は、毅然とした態度で接することが重要です。いけないことをしたらしっかりアイコンタクトを取って、「ダメ!」と強めの声で叱りましょう。その反対にきちんと言う事が聞けたときは、おやつをあげたり、思いきり褒めてあげましょう。何度も褒められることによって犬は学習していきます。運動が足りていないことがストレスとなって問題行動へ繫がるケースも多いので、適度な散歩や運動できる室内環境を整えてあげましょう。

お手入れのポイント

長く細い被毛は大変からみやすいので、こまめにブラッシングしてあげることが必要です。ピンブラシで毛玉を取った後にコームを使用し美しい毛艶を保ってあげましょう。シャンプーは月に1度程度で十分です。健やかな皮膚と美しい被毛を保つためにも、毎日のブラッシングは欠かせません。

かかりやすい病気とは

気管虚脱

気管がつぶれてしまう病気です。外科的な手術が必要になります。

膝蓋骨脱臼

段差の飛び降りなどにより膝のお皿が外れる症状です。マットを敷くなどして室内環境を工夫することが予防になります。

門脈体循環短絡症

肝臓から排出された毒素が原因でけいれん、ふらつきを起こします。慢性下痢や嘔吐、頻尿、血尿などの症状もあり命に関わる病気です。外科的治療は困難で、内科的治療が主流となります。

水頭症

遺伝性の脳の発達障害です。同じ場所を回ったり、歩行に異常が見られたり、痴呆などの症状があります。脳圧降下剤による治療を行いますが、残念ながら完治しない場合もあります。